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ソニー教育財団「教育・保育実践論文」募集開始

 ソニー教育財団は2023年8月1日、2023年度「教育・保育実践論文」の募集を開始した。小中学校の教育実践や教育計画、幼稚園や保育所などの保育実践を募集し、入選には教育助成金など、応募したすべての学校・園・個人にはソニー製品を贈呈する。募集は8月31日まで。

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 ソニー教育財団は2023年8月1日、2023年度「教育・保育実践論文」の募集を開始した。小中学校の教育実践や教育計画、幼稚園や保育所などの保育実践を募集し、入選には教育助成金など、応募したすべての学校・園・個人にはソニー製品を贈呈する。募集は8月31日まで。

 教育・保育実践論文事業は、より良い教育や保育の実践に取り組む学校・園を支援することを目的にソニーが60年以上続けている。小・中学校を対象とした「教育実践論文」、幼稚園・保育所・認定こども園を対象とした「保育実践論文」、小・中学校の教員個人向けの「未来へつなぐ教育計画」の3つがあり、2022年度には計295件の応募があった。

 教育実践論文のテーマは、「科学が好きな子どもを育てる」。対象は、小学校・中学校(全教科など)。子供たちの主体的で生き生きとした学びと「科学的な思考」をもった探究の姿を通して、個性ある実践、他校の参考になる取組みをまとめた論文を募集する。最優秀に300万円、優秀に50万円、奨励に10万円の教育助成金とソニー製品を贈呈する。

 保育実践論文のテーマは、「科学する心を育てる~豊かな感性と創造性の芽生えを育む~」。対象は、幼稚園・保育所・認定こども園。子供たちの主体的な遊びや生活を大切にした「豊かな感性」と「創造性の芽生え」を育むための保育実践とその考察に基づく今後の方向性を募集する。最優秀に200万円、優秀に30万円、優良に10万円、奨励に5万円の教育助成金とソニー製品を贈呈する。

 未来へつなぐ教育計画のテーマは、「子どもたちに必要な課題解決能力や探究心を育てる」。対象は、小学校・中学校の教員個人(全教科など)。課題解決能や探究の資質を伸ばし、能力を育成するための教育方針と実行計画について提案する。入選者には10万円の教育助成金を贈呈する。

 また、応募したすべての学校・園・個人には、ソニー製品を贈呈。すべての論文に対し、審査委員会から審査講評を送っており、第三者評価としても活用できる。

 応募期間は2023年8月31日(午後3時送信完了分)まで。応募は、ソニー教育財団Webサイト内の応募フォームより受け付ける。入選発表は2024年1月中旬以降、Webサイトで実施予定。募集要項などは、Webサイトで公開している。

◆ソニー教育財団「教育実践論文」「保育実践論文」「未来へつなぐ教育計画」募集
募集期間:2023年8月1日(火)~31日(木)15:00送信完了分まで
応募方法:ソニー教育財団Webサイトのトップページより論文応募サイトへユーザー登録のうえログインし、応募フォームより論文(PDF)を送信する
入選発表:2024年1月中旬以降にWebサイトで発表

【教育実践論文】
対象:国公私立の小学校、中学校(特別支援学校などを含む)
テーマ:科学が好きな子どもを育てる
助成内容:最優秀校300万円、優秀校50万円、奨励校10万円の教育助成金とソニー製品、全応募校にソニー製品

【保育実践論文】
対象:国公私立の幼稚園・保育所・認定こども園などすべての乳幼児施設(おもに1歳~5歳児の実践)
テーマ:「科学する心を育てる」~豊かな感性と創造性の芽生えを育む~
助成内容:最優秀園200万円、優秀園30万円、優良園10万円、奨励園5万円の教育助成金とソニー製品、全応募園にソニー製品

【未来へつなぐ教育計画】
対象:国公私立の小学校、中学校、特別支援学校などの教員
※管理職(校長、副校長、教頭)は応募できない
テーマ:未来を担う子どもたちに必要な資質・能力を育む
助成内容:入選者10万円の教育助成金、全応募者にソニー製品

《奥山直美》

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