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神田外語大×昭和学院秀英中高、グローバル教育で高大連携協定

 神田外語大学と昭和学院秀英中学校・高等学校は2023年7月26日、グローバル教育の提供を機に包括連携協定を締結した。連携協定をもとに、神田外語大学は英語教育とコミュニケーション指導を提供し、昭和学院秀英中高との連携を強化する。

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共催する特別講座と海外短期研修プログラム
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 神田外語大学と昭和学院秀英中学校・高等学校は2023年7月26日、グローバル教育の提供を機に包括連携協定を締結した。連携協定をもとに、神田外語大学は英語教育とコミュニケーション指導を提供し、昭和学院秀英中高との連携を強化。新たな高大連携の新講座の開講も予定している。

 神田外語大学は1987年の開学以来、世界の懸け橋となる人材の育成に力を入れており、語学学習や異文化理解教育を促す特長的な施設をキャンパス内に多数設置。実践的な語学運用能力と高いコミュニケーションスキルを備え、国際社会で活躍できるグローバル人材の育成を目指している。

 昭和学院秀英中高は「異文化を尊重する理解力、語学力、グローバルマインドセットを養うプログラムを積極的に組み入れること」を教育方針の1つに掲げている。両校は、グローバルな視野をもって次世代を担う人材育成に注力するという教育方針が一致していることから、2023年度に高大連携講座「Introduction to Collegiate Reading&Writing」を昭和学院秀英高校の1・2年生を対象に開講。神田外語大学のELI教員による4技能を用いた独自の学習メソッドで、対話を通して英語の読む力と書く力を向上させる講座を5月から12月まで、全15回行う。

 また、神田外語大学が提携している海外大学への研修プログラム「マレーシア スウィンバーン工科大学海外短期研修」を、昭和学院秀英高校の生徒60名を対象に7月22日から8月6日にかけて共催。マレーシア・ボルネオ島に関する学習を通じた異文化理解や、現地大学生・高校生との交流によるコミュニケーション力の向上、Raspberry Piを使った理工学系の授業を英語で体験するといったプログラムを展開する。

 両校は、こうした高大連携講座や海外研修プログラムの企画などを機に、今後さらに交流関係を強化させたいとの考えから、今回、連携協定を締結する運びとなった。締結後は、2023年度に高大連携の新講座を開講し、ポストコロナの時代にたくましく未来を切り拓いていく力を備えたグローバル人材を育成していくとしている。

《畑山望》

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