千葉大学教育学部は2023年7月4日、千葉県立成東高等学校と連携教育に関する協定を締結した。出前講座や教員基礎コース交流会などを実施していくとしている。
千葉大学は、1949年に千葉県内にあった千葉医科大学、同大学附属医学専門部および薬学専門部、千葉師範学校などの各旧制国立諸学校を包括して、新制の国立総合大学として発足した。現在は、西千葉、亥鼻、松戸、柏の葉、墨田に5つのキャンパスを有する大学。
千葉県立成東高等学校は、1900年千葉県佐倉中学校成東分校として設置された。心豊かでたくましい生徒、可能性を開発しながら進路をたくましく切り開いていく生徒、指導者として社会に貢献できる資質・能力を備えた生徒を育成することを目指している。2010年に、進学指導重点校に指定されている。
今回の協定は、千葉大学教育学部と千葉県教育委員会との間における、高大連携事業に関する協定に基づく個別の協定としている。成東高等学校に2024年度入学より設置する「教員基礎コース」において、同大学の出前講座や教員基礎コース交流会などを実施し、連携強化を図るとしている。