千葉県教育委員会は2025年6月12日、2026年度（令和8年度）千葉県・千葉市公立学校教員採用候補者選考の志願状況を公表した。2026年度採用の応募者は4,232人、志願倍率は前年度比0.1ポイント増の2.5倍。大学3年次等対象の「ちば夢チャレンジ特別選考」に1,498人が志願した。
2026年度千葉県・千葉市公立学校教員採用候補者選考は4月1日から5月12日まで出願を受け付けた。志願者総数は前年度比216人減の5,730人。このうち、2026年度採用の応募者は4,232人で、前年度より328人減少。募集人数約1,700人で、志願倍率は前年度比0.1ポイント増の2.5倍となった。
受験区分別の志願者数は、小学校1,075人（前年度比204人減）、中学校と中・高共通2,286人（同100人減）、高校（専門教科）126人（同12人減）、特別支援教育295人（同31人減）、養護教諭384人（同16人増）、養護教諭特別選考25人（同6人増）、栄養教諭41人（同3人減）。
志願倍率は、小学校1.5倍（前年度1.6倍）、中学校と中・高共通3.1倍（同2.8倍）、高等学校3.2倍、特別支援教育1.8倍（同2.7倍）、養護教諭7.7倍（同6.1倍）、栄養教諭13.7倍など。
一方、大学3年次等を対象とした「ちば夢チャレンジ特別選考」には、前年度より112人多い1,498人が応募。受験区分別の志願者数は、小学校478人（前年度459人）、中学校と中・高共通830人（同734人）、高校（専門教科）26人（同32人）、特別支援教育70人（同68人）、養護教諭94人（同93人）だった。
ちば夢チャレンジ特別選考の志願者は、1次試験の「教職教養」と「専門教科」を受験し、合格基準に達した者は大学4年次等で受験する2027年度試験（2026年実施）の1次試験で「集団面接」のみ受験。合格者は2次試験に進むことになる。
千葉県・千葉市の教員採用試験は今後、1次試験を7月6日に実施し、結果を7月下旬～8月上旬に発表する。2次試験は小学校以外の志願者は8月16日～18日、小学校と特別臨時的任用教諭特例の志願者は8月22日～24日の間の指定日でそれぞれ実施し、最終合格者を10月中旬に発表予定。
