ソニーグループと放課後NPOアフタースクールは、教育格差縮小に向けた取組み「感動体験プログラム」の子供向けワークショップと職員向け研修をセットにした「長期プログラム」実施団体を全国から1団体募集する。2023年9月から約6か月間実施し、参加は無料。申込締切は7月25日。
ソニーグループと放課後NPOアフタースクールは、子供の教育格差縮小に向けて「感動体験プログラム」を全国の小学生の放課後に展開。好奇心や創造性を育むソニーグループの多様な事業アセットを活用したSTEAM分野のワークショップを、単発プログラムと長期プログラムの2種類実施している。
今回、同プログラムの一環である「長期プログラム」の実施団体を、全国から1団体募集する。長期プログラムでは、約6か月間の子供向けワークショップと、職員向け研修会がセットで展開される。1つの拠点で同じ児童に対して、ソニーグループのテクノロジーやエンタテインメントを活用したSTEAM分野の体験機会を継続的に提供し、子供の好奇心や創造性などの非認知能力を育むサポートをする。また、放課後の居場所を運営する放課後NPOアフタースクールのスタッフの経験と知見を生かした、放課後団体職員向け研修会「大人対話会」も同時期に行い、居場所運営の質的向上やプログラム終了後の拠点における継続的な体験活動の自走化に向けた伴走支援を行う。
募集は1団体。対象は、小学生の放課後を対象とした活動を行っている団体で、放課後児童クラブ（学童保育）、放課後子供教室、児童館、子供食堂、子供の居場所など。条件として、STEAM分野の体験活動を取り入れたい、強化したいと考えていること。実施期間は、2023年9月～2024年3月（約6か月間）。プログラム内容は、小学生（3年生以上）向けSTEAM分野のプログラム実施（4回）、子供たちの自由課題への取組みサポートと発表会（1回）の実施、 職員への伴走支援のための研修会（4回程度）と自走支援となっている。参加費用は無料で、プログラム実施に必要なデジタル機材は貸し出す。
申込みはWebサイトから行う。申込締切は7月25日。結果通知は締切後1か月を目安に連絡する。選考にあたっての留意事項などはWebサイトで確認できる。
感動体験プログラムは第三者機関による社会的インパクト評価を2021年度以降実施しており、2021年度および2022年度実施分の両結果ともに、「長期プログラムは回数を重ねるごとに、児童の高い非認知能力のコンピテンシー指標の改善があり、意図したプログラム効果が発揮されているといえる」という結果が確認された。このことから、子供に継続的な体験機会を提供する重要性を認識し、同プログラムを通じて、小学生の放課後の居場所による体験機会の自走化により、多くの子供たちの創造性や好奇心を育む体験機会の提供につながることを期待しているという。
◆2023年度「感動体験プログラム」長期プログラム
運営：ソニー、放課後NPOアフタースクール
募集団体：1団体
対象：小学生の放課後を対象とした活動を行っている団体
実施期間：2023年9月～2024年3月（約6か月間）
参加費用：無料
申込方法：Webサイトから申し込む
申込締切：7月25日（火）
