秋田県教育委員会は2023年6月7日、2024年度(令和6年度)公立学校教諭等採用候補者選考試験の志願状況を公表した。志願者は全体で648人、志願倍率は前年度比0.3ポイント増の3.2倍となった。
2024年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験は、5月12日から29日まで志願を受け付けた。前年度より48人少ない採用予定者数205人程度に対し、志願者数は前年度比91人減の648人、志願倍率は前年度比0.3ポイント増の3.2倍。
校種・職種別の志願倍率は、小学校教諭1.4倍(前年度比0.1ポイント増)、中学校教諭3.6倍(同0.2ポイント増)、高等学校教諭8.0倍(同0.5ポイント減)、特別支援学校教諭2.3倍(同0.9ポイント減)、養護教諭7.5倍(同1.8ポイント増)。
直近10年間の志願者数の推移をみると、志願者数がもっとも多かった2016年度の1,190人から、2024年度は4割以上減少。志願倍率も2016年度のおよそ3分の1まで低下しているものの、3.0倍を下回った2022・2023年度から一転し、3.0倍台に回復した。
今後、第一次選考試験は7月22日・23日に筆記試験と集団面接を実施。第ニ次選考試験は9月16日から18日に専門(個別)面接、模擬授業、論文、実技を行う。結果発表は、第一次選考試験が8月18日午後1時、第ニ次選考試験が10月13日午後1時。