セガは2023年6月1日、「Monaca Education(モナカ・エデュケーション)」のWebサイト内で、中学・高校の教員を対象に「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題の解決」についてのぷよぷよプログラミング副教材を新たに無料公開した。
セガは2022年4月より、教員がプログラミング学習教材「ぷよぷよプログラミング」を活用し、学習指導要領に対応した授業を実施するための副教材を提供してきた。6月より中学校・高等学校向けに追加提供した新しい副教材は、副教材を利用した教員へのアンケートを実施し、追加要望が多かった内容だという。
副教材は、自作の「ぷよぷよ」にランキング機能を追加することを通して、「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題の解決」を学べる内容。「ネットワークを利用した双方向性」とは、2021年に全面実施となった中学校の新学習指導要領において取り上げられているもの。「入力」に対して「応答」があり、その一部の処理過程にネットワークを利用する仕組みとなる。
今回の副教材の提供は、富士通クラウドテクノロジーズの協力を得て、「ぷよぷよプログラミング」にセガの「モバイルバックエンドサービス」を適用し、サーバー連携を行う機能を実装することで実現したという。
副教材は、アシアル社が提供するプログラミング教育プラットフォーム「Monaca Education(モナカ・エデュケーション)」のWebサイト内で、無料公開している。
◆ぷよぷよプログラミング新副教材
対象:中学校・高等学校 ※小学校は「発展」としての扱い
費用:無料
利用方法:教材使用申請のうえ、ダウンロードする