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記述式レポートをAIで自動採点「LearningWare」

 プロシーズは2023年5月8日、eラーニングシステム「LearningWare(ラーニングウェア)」にAI採点機能を搭載したことを公表した。記述式レポートの採点をAIによって自動採点し、採点業務を効率化する。

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 プロシーズは2023年5月8日、eラーニングシステム「LearningWare(ラーニングウェア)」にAI採点機能を搭載したことを公表した。記述式レポートの採点をAIによって自動採点し、採点業務を効率化する。

 研修や教育現場において、レポート提出は教育内容の理解度確認、研修の振り返り、知識の定着等に役立つため、頻繁に利用されている。レポートは記述式であるため、選択式テストのように機械的に採点を行うことができず、管理者がレポートを確認し採点するといった手間がかかっていた。

 今回リリースしたAI採点機能は、受講者から提出された記述式レポートをAIが自動的に採点し、採点業務を行っている管理者の負担を減らす目的で開発された。模範解答と受講者から提出されたレポートの内容を比較し、内容が近いほど評価が高くなるよう設計している。

 現在は、日本語の回答のみで回答内容の文字数は50文字以内に対応している。今後、順次改善をしていく予定だという。

 「LearningWare」は、2,800社以上の企業、100万人を超えるユーザーが利用しているeラーニングシステム。社員研修の他、研修会社による研修やBtoC(Business to Consumer)の教育サービス、資格・検定等のオンライン試験・講習等、さまざまなシーンで活用できる環境を提供。eラーニングから集合研修・オンライン研修まで、学習・研修を一括管理でき、スライドや動画配信等の教材制作・配信からライブ配信まで可能となっている。

 AI採点機能については、Webサイトで詳細を確認できる。

《田中志実》

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