東京都教育委員会は2023年4月27日、2022年度(令和4年度)指導力不足等教員の指導の改善の程度に関する認定等の状況について公表した。「指導が不適切」と認定された教員は0人、「指導に課題がある」教員は2人だった。
東京都は、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校において指導力不足等教員の指導の改善を行うべく、毎年、調査結果を公表している。
2022年度に「指導力不足等教員」として認定された者は2人。いずれも区分としては「指導に課題がある教員」にあたり、指導の改善の程度に関する認定等を受けたが、指導の改善等を行った結果、認定を解除されている。
指導力不足等教員の数は年々減少傾向にあり、学校において日常的に児童等への指導等を行わせることに支障がある「指導が不適切である教員」は、2018年度は3人、2019年~2021年は毎年1人ずつ認定されているが、今回は0人だった。