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特異な才能ある児童生徒の支援事業…2次公募4/26まで

 文部科学省は、特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業に取り組むにあたり、特性を把握するツールや実証研究等の企画提案を募る。公募締切は2023年4月26日午後5時(必着)。

教育行政 文部科学省
特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業 公募要領(二次公募)
  • 特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業 公募要領(二次公募)

 文部科学省は、特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業に取り組むにあたり、特性を把握するツールや実証研究等の企画提案を募る。公募締切は2023年4月26日午後5時(必着)。

 特定分野に特異な才能のある児童生徒は、その才能や認知・発達の特性等がゆえに、学習上・学校生活上の困難を抱えることがあるとされている。そこで、同事業では、多様性を認め合う個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実の一環として、こうした児童生徒への支援方策を開発。1次公募では、愛媛大学や長野県教育委員会、筑波大学等8団体の提案が採択された。

 2次公募は、「特異な才能のある児童生徒の特性を把握するツールや特異な才能のある児童生徒の支援に資するプログラム等のデータ収集・整理」「特異な才能のある児童生徒に対する指導・支援に関する実証研究」の2項目。

 「ツールやデータ収集・整理」は、法人格を有する団体から募る。採択予定数は1件。「実証研究」は、都道府県または市町村(特別区を含む)の教育委員会や、小中高校、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校を設置する法人から募る。採択予定数は2件。いずれも事業規模は1件あたり700万円程度、2023年度の事業期間は契約締結日から2024年3月15日まで。

 公募締切は4月26日午後5時(必着)。事業計画書や研究計画書等の必要書類をメールまたは郵送にて提出する。審査は4月下旬ごろ、採択決定は5月中旬ごろ、契約締結は順次行われる予定。

◆特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業(二次公募)
公募締切:2023年4月26日(水)17:00必着
審査:2023年4月下旬ごろ
採択決定:2023年5月中旬ごろ
契約締結:順次
提出方法:メールまたは郵送にて提出
※スケジュールは目安であり変更の可能性あり
<公募項目>
(1)特異な才能のある児童生徒の特性を把握するツールや特異な才能のある児童生徒の支援に資するプログラム等のデータ収集・整理
(2)特異な才能のある児童生徒に対する指導・支援に関する実証研究
<公募対象>
(1)法人格を有する団体
(2)都道府県または市町村(特別区を含む)の教育委員会/小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校または特別支援学校を設置する法人

《川端珠紀》

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