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数検の団体申込み、作業負担を軽減…6月より

 日本数学検定協会は2023年6月より、実用数学技能検定(数検)の団体受検において「志願者ダイレクト」申込みを追加する。団体担当者による、申込作業や支払い作業等の作業負担が、大幅に軽減されるという。

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「志願者ダイレクト」申込みを新たに追加
  • 「志願者ダイレクト」申込みを新たに追加
  • 担当者も志願者も申込みが楽になる
  • 新設の「志願者ダイレクト」申込みの流れ

 日本数学検定協会は2023年6月より、実用数学技能検定(数検)の団体受検において「志願者ダイレクト」申込みを追加する。団体担当者による、申込作業や支払い作業等の作業負担が、大幅に軽減されるという。

 数検は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定。

 従来の申込方法である「担当者一括」申込みは、志願者の受検申込書や検定料を担当者がとりまとめて申し込む方法で、申込作業の負担が担当者に集中していた。

 今回の「志願者ダイレクト」申込みは、学校や学習塾等で実施する団体受検で、担当者を介さず、志願者がWeb上で直接申込みや支払いを行う申込方法。これにより、受検申込書の回収・検定料の集金・志願者情報の登録・検定料の支払い等の作業負担が軽減される。また、Web上で受検案内書の作成が可能となり、団体専用マイページの編集フォームに入力するだけの簡単な作業となるという。

 志願者においても、記入作業や現金を学校等に持参する必要がなくなり、Web上で申し込むことが可能となる。6月検定の申込みより、新たな申込方法として追加される。

《宮内みりる》

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