iTeachers TVは2023年2月1日、東海大学菅生高等学校の染谷博文先生による教育ICT実践プレゼンテーション「Chromebook×ICT~東海大学菅生高校におけるChromebookの導入と利用例~」を公開した。Chromebook端末を活用した学校全体のICT事例を紹介する。
iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。
今回のゲストは、東海大学菅生高等学校の染谷博文先生。「Chromebook×ICT~東海大学菅生高校におけるChromebookの導入と利用例~」と題して、1月25日に前編(Vol.347)、2月1日に後編(Vol.348)を公開した。
染谷先生は、1991年東海大学菅生高校へ情報科の専任講師として着任、1995年より同校教諭。教科「情報」を受け持ち、1997年より同校情報管理室長。菅生学園(初等学校、中等部、高等学校)全体の統括情報管理やICT環境整備に携わり、教員に対するICT研修会の講師役も務める。
Chromebook端末を導入して4年目となる東海大学菅生高校。前編では、Chromebook端末を導入した経緯やメリットを説明し、「Google Workspace for Education」で一般的に使われる「Classroom」での課題配信以外の利用例を紹介。「Google Sites」を使ったポータルサイトの構築やポータルサイトを起点に日常の学習が行われるようす等も伝える。
後編では、Chromebook端末を活用した学校全体の事例を紹介。文化祭の入場者管理をネットで行う方法や文化祭の特設サイトの活用例、学校説明会のスタッフ等を行った生徒にポイントを付与する事例、試験中の時刻表示やGoogle ChatによるICT利用例等を報告する。また、教員がスプレッドシートで自作した「ディジタル出席簿」を2023年度より運用するにあたり、出欠席の一元管理を行う試案についても話をする。
番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では玉川大学の小酒井正和先生による「授業で使える!ツール活用講座」、後編では情報通信総合研究所の平井聡一郎先生による「文科省の施策から見る情報Iのこれから!」を紹介する。
番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに348回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。
◆iTeachers TV【Vol.347】東海大学菅生高等学校の染谷博文先生
「Chromebook×ICT~東海大学菅生高校におけるChromebookの導入と利用例~」前編
◆iTeachers TV【Vol.348】東海大学菅生高等学校の染谷博文先生
「Chromebook×ICT~東海大学菅生高校におけるChromebookの導入と利用例~」後編