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第一学院とHLAB協定…新たなコミュニティ学習の形成へ

 ウィザスが運営する「第一学院高等学校」とエイチラボ(HLAB)が運営する「SHIMOKITA COLLEGE」は2023年1月31日、協定の締結を発表した。第一学院の生徒は、レジデンシャルカレッジで暮らしながらプログラムを受講し、学びや活動のフィールドを広げることが可能となる。

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SHIMOKITA COLLEGE 全体イメージ
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 ウィザスが運営する「第一学院高等学校」とエイチラボ(HLAB)が運営する「SHIMOKITA COLLEGE」は2023年1月31日、協定の締結を発表した。第一学院の生徒は、レジデンシャルカレッジで暮らしながらプログラムを受講し、学びや活動のフィールドを広げることが可能となる。

 全国に54のキャンパスを展開(2022年4月現在)している通信制の「第一学院高等学校」は、在籍する多くの生徒がオンライン×オフラインのハイブリッドで学んでいる。一方の「SHIMOKITA COLLEGE」は、高校生・大学生・社会人が共に暮らすことで学び合う、日本初のレジデンシャルカレッジ。海外大学やボーディングスクールを参考に、共同生活の中で居住者同士が知見を持ち寄り、対話や学びが発生する仕組みを設計している。

 現在、教育のオンライン化が進んでいる一方で、海外の大学やボーディングスクール等のトップスクールでは、授業の場だけでなく、寮生活を通じた教育も重視されており、「授業+学寮」が一体となった教育モデルが提供され、注目を集めている。

 そのような中で、今回、第一学院とSHIMOKITA COLLEGEが協定を締結。日本でもレジデンシャルカレッジを活用した新しい学びのスタイルが誕生する。第一学院の生徒は、レジデンシャルカレッジで暮らしながら3か月間のプログラムを受講し、下北沢というまちをキャンパスに学びや活動のフィールドを広げることが可能となる。第一学院とSHIMOKITA COLLEGEは、今回の提携を通じて、レジデンシャルカレッジを活用した新しい学びのスタイルを切り拓き、地域の人たちとも関わり合いながら主体的に学んでいく「未来社会で活躍できる人づくり」を推し進めていくとしている。

《木村 薫》

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