チャイルド社は2022年12月、保育施設に特化した業務支援ツールであるICT総合システム「パピーナ」を販売開始した。園に必要な業務を一元管理することができる。
「パピーナ」は、保育施設に特化した業務支援ツール。園児管理、登降園管理、請求業務、緊急時の一斉メール配信等、運用や管理が大変な業務を1つのシステムにすっきりまとめているので、現場の職員の負担を大幅に軽減することができるという。
たとえば、おもな機能の1つ「デイリーノート機能」は、その日に知りたい情報を1つの画面で把握することができる機能。登園降園の人数把握は登降園システムの打刻情報がそのまま反映され、保護者アプリからの欠席等の連絡も把握することができるので、対応・未対応も一目で確認することが可能。
また、「行事予定の登録と出欠確認・アンケート機能」は、行事予定を保護者と共有できる機能。園で登録した行事予定や一斉連絡を、保護者はリアルタイムで確認することができ、また出欠確認やアンケート等を実施することもできる。
さらに、2023年3月には「対外予約システム」もリリース予定。転園希望や来年度入園者の見学、地域支援活動等、園外の訪問者受付や、一時預かりの受入れも同様に予約管理することができる。上限の枠数や締切日を設定できるうえに残数も表記されるので、訪園希望者は、自分で予定を確認しながら予約を取ることが可能。園側の電話対応等の負担がかなり軽減されることが期待できるとしている。