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マイスター・ハイスクール事業、専門高校の中間発表11/7

 文部科学省は、2022年11月7日に「令和4年度マイスター・ハイスクール事業中間成果発表会」をオンラインで公開する。参加希望者は、11月2日午後5時までに申込フォームから申し込む。対象は、教育関係者、専門高校の新しい挑戦に関心のある地方自治体や産業界の関係者。

イベント 教員

 文部科学省は、2022年11月7日に「令和4年度マイスター・ハイスクール事業中間成果発表会」をオンラインで公開する。参加希望者は、11月2日午後5時までに申込フォームから申し込む。参加対象は、教育関係者の他、専門高校の新しい挑戦に関心のある地方自治体や産業界の関係者。

 DX(デジタルトランスフォーメーション)や6次産業化等、産業構造が急速に変化している中、文部科学省では「マイスター・ハイスクール事業」を令和3年度より実施。第一線で活躍する企業人・技術者・研究者等の民間人材が学校現場に入り、ともに地域産業の未来を見据えて職業人を育成する産官学連携のモデル事業を実施し、成果の全国的普及による専門高校改革に取り組んでいる。同事業は、第三者機関が個々の取組みについての助言や自走支援を行っており、これまでにないバックアップ体制があることもその特徴とされている。
 
 今回の中間発表会では、マイスター・ハイスクール指定校16校がそれぞれの地域における特色ある取組みの成果と今後の展望について発表を実施。発表会は、基調講演の後、A~Dの4つのルームに分かれて中間成果発表を行う。

 午前10時30分~11時5分の発表校とそのテーマは、滋賀県立彦根工業高等学校(工業)「変化への挑戦(Challenge for Change)」、北海道静内農業高等学校(農業)「地域発次世代イノベーター人材の育成~持続可能な日高農業の創り手~」、福井県立若狭高等学校(水産)「若狭地域のWell beingを実現するために地域水産業の成長産業化に貢献できる人材育成のための水産海洋教育カリキュラム開発」、埼玉県立大宮工業高等学校(工業)「新たな社会を支える次世代マイスターの育成」。

 午前11時7分~11時42分の発表校とそのテーマは、福島県立小高産業技術高等学校(工・商)「ふくしまの未来を創るテクノロジスト育成事業」、広島県立庄原実業高等学校(農業)「地域の未来社会実装型農業をデザインするアグリビジネスプレイヤーの創出」、新潟県立海洋高等学校(水産)「未来を担う海洋・水産プロフェッショナル人材育成システムの構築」、静岡県立浜松城北工業高等学校(工業)「地域産業に求められるロボティクス人材と実践報告」。

 午後0時45分~1時20分の発表校とそのテーマは、宮崎県立延岡工業高等学校(工業)「これから求められるものづくり人財(人材)とは?」、山梨県立農林高等学校(農業)「山梨ワイン発展のための協働と若手技術者の育成」、岡山県立真庭高等学校(農・商)「自然・社会・人との対話で育む真庭型産業人材育成構想ー環境(SDGs)× アグリビジネス 豊かな生き方・働き方ー」、北海道厚岸翔洋高等学校(水産)「地域の未来を創るマリン・イノベーターの育成~IT導入による持続可能な地域社会の創造」。

 午後1時22分~1時57分の発表校とそのテーマは、熊本県立八代工業高等学校(工業)「優れた人材や技術の『X(融合)』を追究し、DX時代の夢をつなぐ創造的エンジニアの育成~くまもとからはじまる産業人材育成エコシステム~」、大分県立大分東高等学校・久住高原農業高等学校(農業)「スマートテクノロジーの学びと実践」「現状をより良く変えることに繋がる新たな技術とその実現に必要なデザイン思考」、福井県立坂井高等学校(農・工・商・家)「学科横断型DX研究による次世代産業人材育成体制の構築」。

 当日の資料については、11月4日までに文部科学省Webサイトに掲載される。

◆令和4年度マイスター・ハイスクール事業中間成果発表会
日時:2022年11月7日(月)10:00~14:00
場所:Web会議システム「Zoom」を活用してオンライン
対象:教育関係者の他、専門高校の新しい挑戦に関心のある地方自治体や産業界の関係者
申込方法:イベントページ内のフォームから申し込む
申込締切:2022年11月2日(水)17:00


《増田有紀》

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