2020年度に行われた文部科学省の調査によると、日本の小中学校における不登校等による長期欠席者の数は、過去最多の28万7,747人となった。
戸田市ではかねてより教育改革を進める中で、不登校の領域においても課題意識を高くもっており「戸田型オルタナティブ・プラン」の策定等、積極的に体制づくりを進めていた。
今回連携するカタリバのオンライン不登校支援プログラムでは、家庭や学校の相談室、教育支援センター等から接続できるオンラインの学びの場「room-K」で、プログラミングや国語、算数・数学等の学習支援を受けることができる。また、専門スタッフによる個別の指導計画に基づいたオンラインでの教育相談も実施される。
今まで学校に通いたくても通えなかったり、他の学びの場にも足が向かなかったりした、これまで支援の手が届きづらかった児童生徒に対しても、オンラインを使用することで新たな選択肢となることが期待される。
協定の締結式は7月26日午後3時より、東京都杉並区にあるカタリバ本部事務所にて行われる。式では、連携協定の趣旨の説明や各代表の挨拶、質疑応答等が予定されている。
