教育ネットとミラボは、共同開発したクラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を使用した「第1回全国統一タイピングスキル調査」を実施するにあたり、タイピングに関するアンケートを小学生・中学生7,106名に対し実施した。調査期間は2022年3月1日~6月10日。
まず、タイピングが楽しいかを尋ねたところ、全体の83.9%がタイピングが「楽しい」または「少し楽しい」と回答。ただし、小学校低学年では61.3%、高学年では 63.4%が「楽しい」と回答しているのに対して、中学生は 35.3%と減少し、「楽しくない」と感じている生徒も小学生より多い数値となっていた。
次に、タイピングが得意かを尋ねたところ、 小学校低学年では「得意」または「少し得意」と回答したのは60.3%、小学校高学年では63.7%と、いずれも6割以上なのに対し、中学生は36.8%と大幅に減少。反対に「少し苦手」「苦手」と回答した生徒が63.2%と6割を超え、多くの生徒がタイピングに苦手意識をもっていることがわかる結果となった。
教育ネットでは、ミラボと共同実施する「第1回全国統一タイピングスキル調査」の申込みを延長し、クラウド型デジタルAI教材「らっこたん」の無料実証自治体を引き続き募集している。調査に協力すると、学校や自治体単位でタイピングスキルを計ることができ、全国調査と比較した分析結果も後日、提供される。