試験問題作成現場では、問題の傾向に偏りが出ないように1つの試験問題を複数の担当者が作成している。最近では、新型コロナウイルス感染症の拡大や働き方改革の推進により、リモートワークが導入される等の変化が生じている。
試験問題作成システム「こらもん」は、リモートワークでも利用でき、試験問題を担当者全員で作成し管理できるよう開発されたWebシステム。作業のタイミングがかぶり、作成した問題が消えてしまうこともなく、いつでも自由に忙しい時間の合間をぬって作成できる。作成した問題は「こらもん」に保存され、試験問題の集積化が可能。受験者の苦手分野も分析でき、今後の試験問題の質向上にも活用できる。
おもに、大問タイプと一問一答タイプの問題作成、担当範囲にあわせた権限の付与、過去問からの作成、試験後の正解率入力(苦手分野を把握)、試験漏れチェック機能(出題し忘れを防止)を搭載している。価格は、月額5万円(税別)。その他、説明会実施やカスタマイズにも対応することができる。IT導入補助金ツールとしても採択されており、補助金を利用した導入も可能。
導入の際は、まずWord形式で普段使用している国語や数学等のテスト問題のサンプルを提出しヒアリングを行ってから、専用のシステムを用意する。詳細はWebサイトで確認できる。
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