SCHOL(スカラ)は2022年7月4日、奨学金のDX事業拡大を見据え、みずほキャピタル、旺文社ベンチャーズ、KIBOW社会投資ファンド、NOWを引受先とした第三者割当増資を実施し、総額約1億円の資金調達を完了したと発表した。 SCHOL(スカラ)は、学生・保護者向けの奨学金情報サイト「ガクシー」、奨学金運営団体向け管理システム「ガクシーAgent」を展開するスタートアップ企業。2021年7月にリリースした「ガクシー」は、奨学金情報のランキングや人気テーマ別、留学費用や在学中の生活費等をサポートする各種制度をさまざまな条件で検索することができる国内最大級の奨学金サイト。2022年6月末時点のアカウント数は10万、月間PV数は40万にのぼる。2022年2月からはガクシーとシステム連携した「ガクシーAgent」をスタート。奨学金の運営団体向けに奨学金の募集から審査、支給管理までをペーパーレス化しクラウドで一括管理できる環境を提供している。 資金調達は、新規投資家であるみずほキャピタル、旺文社ベンチャーズ、既存投資家のKIBOW社会投資ファンド、NOWを引受先とした第三者割当増資で実施。今回の出資にあたり、みずほキャピタル投資第4部インベストメントマネージャーの藤木夏輝氏は、「今後この奨学金の利活用が一層進むことは教育の機会均等にもつながるものと期待しています」とコメントを寄せている。 SCHOLでは、今回の資金調達にあわせて、事業拡大に向けた中途採用を拡大。奨学金DXのような「社会課題の解決」を通して世の中に貢献することに興味のある人を、各ポジションのコアメンバーとして採用する。募集職種は、インサイドセールス職、コンサルティング職、マーケティング・広報職、エンジニア職、カスタマーサクセス・BPO職。詳細は、求人情報サイト「Wantedly」で閲覧できる。