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産学協働でリカレント教育推進…産学協議会報告書

 日本経済団体連合会(経団連)と国公私立大学の代表者で構成される「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」は2022年4月18日、2021年度報告書「産学協働による自律的なキャリア形成の推進」を公表した。

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2021年度報告書「産学協働による自律的なキャリア形成の推進」
  • 2021年度報告書「産学協働による自律的なキャリア形成の推進」
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 日本経済団体連合会(経団連)と国公私立大学の代表者で構成される「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」は2022年4月18日、2021年度報告書「産学協働による自律的なキャリア形成の推進」を公表した。

 経団連と国公私立大学の代表者は2019年1月、Society5.0で活躍できる人材の育成にともに取り組むべく、産学が大学教育や産学連携、採用のあり方等について率直に対話を行う場として「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」を設置。新しい時代に対応した「学び」の充実・人材育成や環境整備等、Society5.0の実現に向けた取組みについて意見交換を行っている。

 4月18日、第6回産学協議会を開催。「産学協働によるリカレント教育の推進」「地方大学を核とした産学連携・産学官連携の推進」について、課題の深掘りと具体的な改善策・推進策の検討を行った。

 同日公表した2021年度報告書「産学協働による自律的なキャリア形成の推進」の中で、経団連は「仕事と学びの好循環」の必要性を強く訴えている。具体的には、「働き方・雇用制度ならびに教育・人材育成を新しい時代に対応したものにするとともに、仕事と学びを柔軟に行き来できる環境整備を推進することで、イノベーション促進とエンゲージメント向上を通じて、課題解決による価値創造、DX、GX、地方創生等による Society5.0 for SDGsの実現を目指す」ことを提言。

 Society 5.0の実現に向けて、既存の事業を成長事業・産業に移行させ、業務革新に対応可能な人材が幅広く必要となることから、リカレント教育の拡充が極めて重要であるとしている。リカレント教育の推進にあたり、「大学側のシーズと企業側のニーズを踏まえたプログラムの共同開発等」や「受講希望者(企業・個人)がリカレント・プログラムを選択しやすい情報提供のあり方」を切り口に検討。社内研修制度の見直し等を含め、各社のリカレントに関する取組み状況について情報を共有した。

 その他、報告書では、産学連携によるインターンシップの普及促進、現状の課題や今後の改革の方向性、産学が協働して取り組むアクション等についても提言している。

 2021年度報告書「産学協働による自律的なキャリア形成の推進」は、経団連や国立大学協会、日本私立大学協会のWebサイトで公開されている。
《川端珠紀》

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