サラヤは、NPOや学校・教育機関と連携する教育支援プロジェクト「いのちをつなぐ学校 by SARAYA」 を2022年4月18日に開校。感染症から命を守る「衛生についての知識と知恵」を提供する動画を、特設Webサイト上で公開している。
「衛生」「環境」「健康」3つのキーワードに関連する製品・サービスを提供するサラヤでは「社会問題をビジネスで解決する」ことを創業時から目指している。今回の教育支援プロジェクト「いのちをつなぐ学校 by SARAYA」は、コロナ禍における命や感染症に対する知見の日新や気候変動・自然環境破壊等がもたらす地球規模の問題に人々の関心が集まる中でのリリースとなった。プロジェクトの「校長先生」には生物学者の福岡伸一氏が「フクオカハカセ」として就任、また、シンク・ジ・アースの「SDGs for School」プロジェクトとも連携。おもな対象を中学生・高校生としているが、小学校高学年から大人までの幅広い世代に、生命科学・衛生・環境・健康をテーマにした教材や学びの機会を提供することを目指す。
特設Webサイトでは、動画教材を提供。3DCGに変身したフクオカハカセが「生命とは何か」を微生物学・疫学等の歴史からひも解いて教えてくれるシリーズ「フクオカハカセのセンスオブワンダー」、架空の学園「いのちをつなぐ学校」を舞台に個性豊かな動物キャラクターが繰り広げる探究活動のショートアニメ「探究!いのちのフシギ部」、国連機関・企業・研究者・NPOやNGOスタッフ等のプロフェッショナルに衛生・環境・健康をテーマにインタビューするシリーズ「専門家にきいてみた!」(第1回の「専門家」は日本ユニセフ協会)、感染症から命を守るための手洗いや消毒の方法等の学びにつながる映像を集めた「SARAYAムービー」、福岡伸一氏による校長就任のメッセージが公開されている。動画コンテンツは今後も順次追加予定。
サラヤ社員・研究者・NPOやNGO・企業といった、各分野の専門家による出張・オンライン授業や、学校連携によるモデル授業の開発・実施も予定している。