ドトールコーヒーと学研教育みらいは、「子供が楽しく、食のリサイクルについて学べる」をテーマに、香り豊かなコーヒー粘土を開発した。コーヒー粘土を含む6種類の粘土をセットにし、全国の幼稚園、保育所等の教材として、2022年4月中旬より販売を開始する。 学研教育みらいは、学研ホールディングスの教育ソリューション事業を担い、幼保園、小・中・高校、大学、企業までの学びを一貫して提供。今回、有名なコーヒーショップチェーン「ドトールコーヒー」と協同で、大人が嗜む飲食の象徴でもあるコーヒーと子供たちが大好きな粘土のコラボレーションを実現。コーヒーの香り豊かな粘土が誕生した。 コーヒー豆を粉砕する際には、チャフと呼ばれる薄皮と微粉が発生する。本来廃棄されるチャフは、近年堆肥や肥料等にリサイクルしているが、今回、子供たちが大好きな粘土の材料に使用することで、知育に貢献できるエコロジーなアイテムにアップサイクルした。 学研教育みらいでは、このコーヒー粘土を含む6種類の粘土がセットになった「素材であそぼう!-感性くすぐる粘土はかせ-」を全国の幼稚園・保育所・こども園向けの教材として提供する。 粘土は、コーヒー粘土の他、ヒノキ粘土・超軽量紙粘土・コルク粘土・土粘土・石粉粘土が一緒になった6種アソートキット。おもにリサイクルや地球環境にやさしい素材をもとに作られ、それぞれが異なる重さや質感、香りをもっている。子供たちが楽しく粘土遊びをしながら、幼児の成長過程で培われる、嗅覚や触覚等、感覚機能を刺激する教材となる。 「素材であそぼう!-感性くすぐる粘土はかせ-」には、粘土6種の他、コーヒー粘土ができるまでのリサイクルの流れや各種粘土の使用例が掲載された指導者向けのミニハンドブックと、乾燥防止用PP袋が付属する。価格は、8,580円(税込)。2022年4月中旬より、全国の幼稚園、保育所、こども園向けの教材として販売を開始する。