GIGAスクール端末の円滑な年度更新のため、文部科学省は2022年2月25日、各OS事業者の概要説明資料を公開した。OSごとに年度更新作業の手順や仕組み等をわかりやすく解説している。 「円滑な年度更新のために」と題した概要説明資料は、Apple、Google、Microsoftの3種類。OS事業者別に児童生徒の卒業・入学、教職員の異動等を前提とした端末の年度更新作業の手順等を紹介している。 このうち、Appleの資料ではiPadやiCloudのデータ削除・再設定、学習成果物等のデータ引き渡し、ユーザアカウントの削除と新規作成を解説。Googleの資料ではChromebookを新しい利用者に引き継ぐ際の作業等、Microsoftの資料ではデータを移行する方法等をまとめている。また、OS事業者ごとに年度更新に関する資料のURLやQRコード、問合せ先も載せている。 年度更新に関する各OSの概要資料は、文部科学省WebサイトよりPDF形式で公開している。