文部科学省は2022年2月22日、「ネット安全安心全国推進フォーラム」を開催する。青少年を取り巻くインターネット社会の現状や取組みの紹介等を通じて、社会全体で考える機会を創造する。 インターネット上に発信される情報には有益なものもあるが、ときには人を傷つけ、人の命を脅かす危険性もはらんでいる。「ネット炎上」という言葉が一般的になり、日々議論が行われているが、状況は悪化の一途をたどっている。子供たちを取り巻くインターネット環境も大きく変化した昨今、大人は子供たちのために何ができるのだろうか。今回開催されるオンラインセミナー「ネット安全安心全国推進フォーラム 誹謗中傷の実例から学ぶ子供たちの情報発信の実態と対策」では、実例を踏まえながら考えていく。 セミナーでは、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)の山口真一准教授による、「ネット炎上」のメカニズムや炎上をどのように回避するべきか等についての講演が行われる。また、TBSテレビ情報制作局情報2部「ひるおび!」プロデューサーの山脇伸介氏による、テレビ局が炎上に対してどのように対応してきたのか等の事例発表が行われる他、兵庫県立大学の竹内和雄准教授をコーディネーターとしたパネルディスカッションも予定されている。◆令和3年度 ネット安全安心全国推進フォーラム 「誹謗中傷の実例から学ぶ子供たちの情報発信の実態と対策」日時:2022年2月22日(火)13:00分~16:40(予定)会場:オンラインセミナー(Zoom・YouTube)※後日アーカイブ配信も予定参加費:無料申込方法:Webサイトより申し込む