日本国際ボランティアセンターは、1月24日の「教育の国際デー」を機に、「SDGs4.質の高い教育をみんなに」を実現するため、スーダンの子供たちに本を送るキャンペーンを提案。このキャンペーンは2021年12月からブックオフと共同で行っているもの。 1月24日の「教育の国際デー」は、どの国に生まれてもあたりまえに教育を受けられる世界を目指したいという願いから、2018年に国連によって制定された。 スーダンでは、1956年の建国以来、幾度も紛争が起こっており、特に2021年10月に起こったクーデターの影響では、故郷を離れなければならない人々も多く、子供たちもその悪影響を大きく受けている。日本国際ボランティアセンターが支援する南コルドファン州では、小学校(8年制)を卒業できる子供はわずか12%しかいない。このような状況から、スーダンの子供たちに教育を届けるため、ブックオフと共に支援キャンペーン「あなたの本で、スーダンの子どもたちに教育を!」を始めた。 支援キャンペーンには、この取組みに賛同した山形県鶴岡市の結婚式場グランドエル・サンも参加。グランドエル・サンでは、自社のYouTubeチャンネルでSDGsの取組みを発信し、地域の人に呼びかけながら支援活動を継続している。 SDGs、国際教育というと自分と関係がないと思う人も多いかもしれないが、身の回りのちょっとしたものを支援の形に変えることで、実際にスーダンの子供たちへ教育の機会を作ることができる。1月24日の「教育の国際デー」を機に、「SDGs4.質の高い教育をみんなに」を実現するためにも、このような活動に注目してみたい。 本を届ける支援キャンペーンは、2022年2月28日まで。なお、期間中に申し込むと査定額が10%アップする。対象物品は、本、CD、DVD、Blu-ray、ゲーム類、小型家電、タブレット、スマホ、ブランド品、貴金属等。支援キャンペーンには、日本国際ボランティアセンターの支援キャンペーンサイトから無料集荷を申し込んで参加できる。