iTeachers TVは2021年12月29日、日立工業専修学校の遠島充先生による教育ICT実践プレゼンテーション「アナログとデジタルをつなぐ『神』アプリ~Kamiの実践事例紹介~」を公開した。Google Chrome拡張機能である「Kami」アプリの利点や実践事例を紹介する。 iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。 今回のゲストは、日立工業専修学校の遠島充先生。「アナログとデジタルをつなぐ『神』アプリ~Kamiの実践事例紹介~」と題して、12月22日に前編(Vol.302)、12月29日に後編(Vol.303)を公開した。 遠島先生の担当教科は国語・社史(日立製作所の歴史)。企業内学校である日立工業専修学校で校内Wi-Fi整備、Chromebook選定・導入を手がけ、ICT教育を牽引。2019年3月にGEG Tsukubaを設立し、校内外でICT勉強会を行っている。SDGsの普及教育にも注力し、校内外のイベントでゲームを活用したSDGs教育を実践している。Kami Hero(Kamiのアンバサダー)、Google for Education認定イノベーター/トレーナー/コーチ。 前編では、「Google Classroom」と連携したGoogle Chrome拡張機能である「Kami」について紹介。使い方の手順や「Kami」ツールを使ってできることを具体的に取り上げ、アナログとデジタルをつなぐ「神」アプリとして、その便利さを語る。 後編では、「Kami」を活用した漢字テスト、共同作業、キャリア教育の実践事例を解説。「課題の提出・採点・返却ができる」「スキャンしたPDFを含むあらゆるPDFドキュメントに書き込み等ができる」といった利点とともに、「Kami」の知識を学ぶためのKami認定教育者についても伝える。 番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では日本大学高等学校・中学校の田中忠司先生による「デジタルペンシルで立体的な絵を描こう」、後編では聖徳学園中学・高等学校の品田健先生による「『持ち帰り』どうします?」を紹介する。 番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに303回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。◆iTeachers TV【Vol.302】日立工業専修学校の遠島充先生「アナログとデジタルをつなぐ『神』アプリ~Kamiの実践事例紹介~」前編◆iTeachers TV【Vol.303】日立工業専修学校の遠島充先生「アナログとデジタルをつなぐ『神』アプリ~Kamiの実践事例紹介~」後編