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Z会、東京学芸大「高校探究プロジェクト」に参画…教職員向けイベント12/19

 Z会グループは、東京学芸大学次世代教育研究推進機構の高等学校における授業および教師教育モデルの開発・普及プロジェクト(高校探究プロジェクト)の活動に参画することを公表。高校教職員等を対象にしたキックオフイベントを2021年12月19日、オンラインにて開催する。

イベント 教員
 Z会グループは、東京学芸大学次世代教育研究推進機構の高等学校における授業および教師教育モデルの開発・普及プロジェクト(高校探究プロジェクト)の活動に参画することを公表。全国の高校教職員等を対象にしたキックオフイベントを2021年12月19日、オンラインにて開催する。

 東京学芸大学次世代教育研究推進機構は2021年4月、高等学校における授業および教師教育モデルの開発・普及プロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトは、全国の高等学校において探究的な学びを実現するために、教科において育成すべき資質・能力に焦点化した授業および、教科横断型の探究プログラムの開発とその教師教育モデルの開発を行う。

 高等学校における各教科の学びが知識伝達型になる原因の1つに、生徒や先生に大きな影響を与える大学入試の存在がある。難関大学ほど思考力重視の入試が行われており、また大学入学共通テストが導入される等、大学入試にも変化がみられる。そこでZ会グループは、「大学入試」と「探究的な学び」を二項対立でとらえるのではなく、大学入試への対策としても有効であり、かつ探究的な学びとしても有効である授業モデルを開発するために、高校探究プロジェクト(各教科部門)にアドバイザーとして参画する運びとなった。

 教育系大学および大学院として日本最大の規模を誇る東京学芸大学と、入試に対する知見や教材開発力を有するZ会グループがタッグを組み、教室の主役である先生と力をあわせて、高校教育を変える授業モデルの開発に取り組んでいくという。

 東京学芸大学高校探究プロジェクトは12月19日、キックオフイベントを開催。なぜ今、「探究的な学び」が必要なのか、「探究的な学び」の実現に向けてできる手立てを全国の教育に携わる人たちと考える機会とする。テーマは、「瞳輝く学びの実装化-生徒のため、教師のため、未来のため」。パネルディスカッションのパネリストに、Z会の中高事業本部指導部・花岡正司教科主任が登壇する。

 対象は、全国の高等学校教職員、各都道府県等教育委員会指導主事等、各種教育関係者。定員は300人。参加無料。Zoomによるライブ配信で、申込者は期間限定でアーカイブ動画を視聴できる。申込締切は12月16日。Zoomリンクは、申込者に12月17日に送信する。

◆キックオフイベント「瞳輝く学びの実装化-生徒のため、教師のため、未来のため」
日時:2021年12月19日(日)13:30~15:30
場所:Zoomによるライブ配信
対象:全国の高等学校教職員、各都道府県等教育委員会、指導主事、各種教育関係者等
定員:300人
参加費:無料
申込方法:Webサイトから申し込む
申込締切:2021年12月16日(木)
《田中志実》

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