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マルチデバイスとは【教育業界 最新用語集】

 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

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 「教育業界 最新用語集」では、教育業界で使われているICT用語や受験用語、省庁が進める取組み等を、おもに教育関係者向けに解説する。記事を読んでいるときや、普段の業務でわからない用語があったときに役立てていただきたい。

マルチデバイスとは


読み


 マルチデバイス

表記


 マルチデバイス

分類


 一般常識

ひとことで言うと


 「異なるデバイスでも、同じ内容を利用できるネットサービス」

解説


 「マルチデバイス」とは、異なるデバイスでも、同じ内容を視聴したり利用したりできることを指す。たとえば、動画配信サービスにおいて、パソコンでも、スマートフォンでも、ゲーム機でも、ネット対応テレビでも、同じ動画を同じように見ることができた場合、「マルチデバイス対応」であるとする。

 また、1つのアカウントを利用して、同じサービスに複数の端末からログインして利用できるようなサービスも、「マルチデバイス対応」と呼ばれることもある。たとえば、LINEやFacebookなどは、パソコンでもスマホでも利用でき、複数端末からの利用も可能だ。

 マルチデバイス対応では、おおむね、パソコンとスマートフォンやタブレット(AndroidおよびiOS端末)で、同じようにサービスやコンテンツが利用できれば、マルチデバイス対応と呼ばれる。基本的にはネットサービスを前提としており、たとえばDVDとブルーレイで同じ映画が発売されていても「マルチデバイス対応」とは言わない。

 似た用語に「クロスデバイス」(クロスプラットフォーム)がある。異なるプラットフォームごとに、それぞれにコンテンツやアプリを作り替え、同じ内容で提供することを指す。マルチデバイスでは、通常作り替えは想定していないことが多い。

関連用語


 デバイス、プラットフォーム

最終更新日:2016年6月30日(リセマム「教育ICT用語」より転載)
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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