北海道教育委員会は2021年11月20日、「地域部活動推進フォーラム」をオンラインにて開催する。少子化や教員の業務負担等、今後の望ましい部活動のあり方を考える。当日はYouTubeでライブ配信し、中学生や高校生も当事者として参加を呼び掛けている。 フォーラムは、持続可能な部活動を実現するために開催。部活動改革に関する国の方向性等の説明や「地域部活動」の取組みに関する実践報告を行う。また、参加者による意見交換やYouTube視聴者からのコメントを紹介する。コメンテーターは、北海道教育委員会委員でオリンピアンの川端絵美氏、スポーツデータバンク代表取締役の石塚大輔氏。 フォーラムに先立ち、部活動に関する「意識調査」を実施している。国は、2020年(令和2年)9月に、部活動改革の一環として、2023年度(令和5年度)を目途に、休日の部活動を段階的に地域へ移行すること等の考え方を示している。同教育委員会は、今後の望ましい部活動のあり方や地域移行について意見を求めている。 意識調査では、中学校での望ましい部活動のあり方として、少子化等による部活動数の影響や教員の負担、今後の部活動の担い手等について聞いている。意識調査の対象には、該当者である中学生や高校生も含まれる。また、フォーラム当日のコメントも募集し、リアルタイムで投稿できる。中学生や高校生も一緒に考えるよう呼び掛けている。 参加は無料、事前申込も不要。フォーラムは、北海道教育委員会のWebサイトから視聴できる。「意識調査」はWebサイトから行う。◆地域部活動推進フォーラム日時:2021年11月20日(土)14:00~15:30場所:YouTubeでライブ配信参加費:無料事前申込:不要