2019年、東京都調布市に開校したドルトン東京学園中等部・高等部。生徒は、BYODで自らのPCを所持し、学習の成果はクラウド上のLMS「まなBOX」で管理されている。生徒は学習について教員との間で「アサインメント」という契約を交わす。「アサインメント」は各教科の単元ごとに構成され、学習の評価は、スモールステップで行われるため、ドルトン東京学園中等部・高等部には、いわゆる定期テストはない。
ドルトン東京学園では、生徒同士、生徒と教員、教員同士とあらゆるコミュニケーションにICTを活用し、生徒は希望すれば、自宅からZoomにより授業に参加することが可能という。さらに、国境を超えた他校との交流も盛んに行われている。授業は、PBL(Project Based Learning)が基本であり、協働での課題解決のための話し合い、プレゼンテーション、振り返りが含まれる。「授業のあらゆる場面でデバイスが活用されているほか、授業外の場面においても、コミュニケーションツールとしてデバイスは有効に活用されている。教師から求められる学習課題には、動画で学習成果をまとめるものもあり、もはや、デバイスなくして、学習は成立しない」と荒木校長は語る。
本ウェビナーでは、GIGAスクール構想により配備された1人1台端末の利活用について、ドルトン東京学園の事例を参考に参加者の先生方と考えるきっかけを提供したい。
1人1台端末で広がる子供たちの未来
登壇者
荒木貴之氏
公立中学校理科教諭、東京都教育庁指導主事、立命館小学校副校長、追手門学院参与、河合塾主席研究員、武蔵野大学教授等を歴任し、現在はドルトン東京学園中等部・高等部校長、情報経営イノベーション専門職大学教授。研究領域は、ネットワーク上における調整学習、国際教育。文部科学省ICT活用教育アドバイザー、経済産業省「未来の教室」アドバイザー等の社会貢献活動に従事している。博士(情報科学)。
飯塚祐一氏
デル・テクノロジーズ クライアント・ソリューションズ統括本部 ビジネス・ディベロップメント事業部、教育市場ビジネス開発マネージャー。
イベント概要
日時:2021年11月24日(水)19:30~21:00
19:30~20:15 荒木貴之氏「1人1台端末で広がる子供たちの未来~ドルトン東京学園の挑戦」
20:15~20:30 飯塚祐一氏「自律的な学びを育む学習者中心の教育メソッドに、最適な『Dell Chromebook』のご紹介」
20:30~21:00 質疑応答(荒木貴之氏・飯塚祐一氏)
対象:小学校・中学校・高等学校の教職員(その他の方も参加可)
参加費:無料
形式:Zoom(ウェビナー)
※あらかじめZoomアプリをダウンロードして、サインアップ(登録)しておくことを推奨します。
申込方法:下記のボタンのリンク先フォームより申し込む。
※申込直後に、参加用URLをメールにてお送りしますのでご確認ください。届かない場合は、迷惑フォルダ等もご確認ください。
お問合せ:こちらのフォームからお問い合わせください。