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「高校生対象AI授業」先生体験会、コンビニへの機械学習プロジェクト提案

 リシードと日立システムズは2021年8月5日、高校生向け「AI出前授業」の教員向け体験会をオンラインで実施した。体験会の模様を紹介する。

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 リシードと日立システムズは2021年8月5日、高校生向け「AI出前授業」の教員向け体験会をオンラインで実施した。

 日立システムズでは、社会貢献活動方針のひとつである「人づくり」の一環として、未来のIT人材育成に注力しており、小学生から高校生向けにITをテーマに出前授業を実施している。SDGs達成やSociety 5.0実現にあたりデジタル技術の向上が求められ、5GやAIの実用化が進むなか、IT人材の不足が叫ばれていることを受け、次世代のデジタル人材の育成として「AI授業」を高校生向けに提供する。

 このイベントで講師を務めたのは、データ分析技術や機械学習技術の研究開発に携わり、機械学習自動化技術を用いた新規事業創出に従事する日立システムズ 研究開発本部 事業開発センター 森廣恭平氏。森廣氏は、AI(人工知能)の基礎知識としてデータ利活用・AI市場、AIの定義、AIの活用事例などの講義を行い、続いて、「機械学習プロジェクトテーマ マークシート」を参加者が埋めていくワークショップへと進行した。またワークショップ終了後は、意欲的な生徒向けのアドバンスコースについても紹介された。


講義



 AIの活用事例は、日立システムズが提供するサービス・製品を例に紹介された。


 AIとは何か? さまざまなことが言われているが、総務省による明確な定義はないという。この授業で森廣氏は、AIを機械学習(マシンラーニング)と深層学習(ディープラーニング)を使う技術と捉えて進行するとした。


 機械学習プロジェクトの進め方としては、AIで改善する業務とビジネスゴールを決めることから始める。この目標定義が非常に重要であるという。


ワークショップ



 講義のあと、「コンビニへの機械学習プロジェクト提案」をテーマに、高校生にも身近なコンビニの業務に対して、機械学習を適用することでできる業務改善内容とその導入効果を考えるワークショップが実施された。


 事前に示された、記入例。


 ワークシートの記入後には、参加者による発表やフィードバック、質疑応答の時間も設けられた。参加者からは、授業への導入のアドバイスを求める質問などが寄せられた。

 日立システムズでは「人づくりへの貢献」として、教育界で深刻化している児童・生徒の理科離れを打破する糸口のひとつとして「IT教室の開催」、若年世代における職業意識の形成に寄与するとの観点から「中学生・高校生向け企業訪問プログラムの実施」など、さまざまな社会貢献活動を行っている。

日立システムズ 社会貢献活動「人づくりへの貢献」
《編集部》

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