文部科学省による2025年度大学入学共通テスト実施大綱の予告を受け、情報処理学会(IPSJ)は2021年8月4日、出題教科「情報」が他の出題教科・科目とは独立した時間帯で、60分程度の試験時間が設定されるべきという意見を発表した。 文部科学省は7月30日、「令和7年度(2025年度)大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱の予告」を通知した。出題教科・科目は現在の6教科30科目から7教科21科目に再編され、新学習指導要領の必須科目「情報I」が出題範囲となる。 情報処理学会は、大学入学共通テストの出題教科に「情報」が定められたことに歓迎の意を表し、この流れで多くの大学が入試に「情報」を採用することに期待の意を表した。 また、出題教科「情報」は、他の出題教科・科目とは独立した時間帯で、60分程度の試験時間が設定されるべきだという意見を発表した。今後も情報教育の推進に全面的に協力していくとしている。