GIGAスクール構想前倒しによる教育ICTの加速、今後蓄積されていくデータ活用と期待は高まる。平井氏は「目の前にあるDX、そしてその先にあるDXが目指す先を理解したうえで、今できることから取り組んで行くことが大事」だと語る。さらに、校務の効率化、学校と家庭を結ぶ連絡手段のデジタル化など、期待と共に課題も多い教育現場のDX推進であるが、本イベントではその目的や必要性を明確にし、どのように推し進めていくべきかのヒントについて講演いただいた。
ウェビナー概要
登壇者
桐生崇氏
文部科学省入省後、初等中等教育局、高等教育局等で地方教育行政法、義務標準法等の法律改正や制度の企画立案等を担当。大分県教育委員会において教育改革や教育委員会の運営等、OECD日本政府代表部(在パリ)において教育・スキルの国際比較等、内閣府においてPKO業務を担当した。2019年4月文部科学省初等中等教育局企画官・学びの先端技術活用推進室長、2021年4月より現職で教育DX、教育データ標準化等の教育データの利活用の企画等を担当。
平井聡一郎氏
情報通信総合研究所 特別研究員。元・教育委員会 指導主事。小学校、中学校の教諭、管理職22年間と指導主事11年間の経験を経て、2017年より現職。古河市教育委員会で3年間にわたり、全国初のセルラーモデルiPad導入、クラウド活用、エバンジェリスト制度というリーダー教員育成システムなど、先導的な教育 ICT 環境構築に取り組んでいる。
講演
・00:00:00~ 桐生崇氏講演「教育DXと教育データ利活用の現状と今後」
・00:33:55~ 平井聡一郎氏講演「学校DXの実現は授業以外のICT活用から」
・01:07:00~ 対談・質疑応答
教育DXに取り組む理由と方向性
教育DXで変わる子供たちの学び
現場の先生方へのメッセージ
教育DXが目指す先と推進のカギ
レポート記事