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Web受験のリモート監視サービス「オンラインテストセンター」リリース

 シー・ビー・ティ・ソリューションズは2021年8月6日、自宅等で受験可能なオンライン試験の厳格性を強化し、受験時のリモート監視を実現する試験の総合委託モデルサービス「Online Test Center」をリリースしたと発表した。試験運営業務をすべて委託することができる。

教材・サービス その他
Online Test Center(オンラインテストセンター)
  • Online Test Center(オンラインテストセンター)
  • 受験者用利用画面
  • 受験者の専用マイページ
  • 認定試験官用利用画面
  • 最適化された試験画面
 シー・ビー・ティ・ソリューションズ(CBTS)は2021年8月6日、自宅等で受験可能なオンライン試験の厳格性を強化し、受験時のリモート監視を実現する試験の総合委託モデルサービス「Online Test Center」をリリースしたと発表した。試験運営業務をすべて委託することができる。

 コロナ禍で従来のように多数の受験者を収容して一斉に試験を行うことが困難な中、自宅や社内等で受験可能なオンライン試験(IBT)の需要が高まっている。CBTSでは、監視が行き届かないことによるカンニング等の不正行為への不安について試験主催者から相談を多く受けることから、Web試験の総合委託モデルサービス「Online Test Center(オンラインテストセンター)」(Ver1.0)をリリースした。

 オンラインテストセンターでは、より厳格にオンライン試験(IBT)を行うため、試験のリモート監視システムを改善。認定試験に合格した「認定試験官」による受験者本人の監視だけでなく、受験中の画面の監視や会話機能、チャット機能、拡大・画面切り替え機能、ミュート化等の監視に必要な操作を簡易に実現できる機能を充実させた。

 さらに、受験者と試験官のスケジュール管理や試験の予約・変更・キャンセル機能、受験料の決済機能、試験後の合格判定管理機能といった試験主催者、試験官、受験者のワークフロー上必要な機能をすべて完備。試験システムだけでなく、受験者用コールセンターや1,000人以上のプロ認定試験官による試験当日サポート、合格証の制作、試験分析サービス(オプション)まで、試験運営業務をすべて委託することが可能となっている。

 国家試験や資格・検定試験だけでなく、社内試験、採用試験等、年間100万件以上の試験実績があるCBTSのシステムをオンラインテストセンターのWeb試験システムにも採用。試験の予約をするときに受験パソコンの推奨スペックと試験当日に使用するマイク・Webカメラ、スクリーン(共有画面)を事前に確認し、試験開始直前のトラブルを未然に防ぐ。認定試験管用利用画面では、年間100万件の試験実績から、1人の認定試験官につき8人までの受験者が適切と分析し、最適に監視できるよう画面設計も配慮している。

 CBTSの野口功司代表は「リモート監視モデルで得た知見を結集し、運営全般で総合委託できるモデルとして新たに提案するものです。もちろんシステムのみのご提供も可能ですが、試験全般のワークフロー管理や受験者サポートに人手が必要であること等、非常にコストとストレスがかかる運営面をプロに専門で委託できる総合モデルにこそ価値があると考えております」とコメント。今後については「100万人以上の受験者をサポートする仕組みに成長させていきたい」と展望を語っている。サービスの問合せは、Webサイトより受け付けている。
《奥山直美》

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