JTBは、リアルとVRを融合させた新感覚体験プログラム「バーチャル修学旅行360(サンロクマル)」シリーズの第2弾として、「バーチャル修学旅行360 日光編」を開発した。2021年7月1日より、全国の小学校、中学校等からの予約を受け付けている。 「バーチャル修学旅行360」は、バーチャルリアリティ(VR)技術を駆使して、子供たちが学校等にいながら、修学旅行訪問先の没入感あふれる映像体験や、通常の旅行ではできないVRならではの体験を楽しむことのできるJTBオリジナル体験コンテンツ。新型コロナウイルスが収束し、リアルな修学旅行が実施できるようになった後も、事前学習素材として活用できる。 シリーズ第1弾として2020年10月に提供を開始した「京都・奈良編」は、2021年6月25日までにのべ77校9,170名の子供たちがプログラムを体験。参加者アンケートでは、回答者の86.6%が「満足した」、94.6%が「現地を訪れてみたくなった」と回答する等、満足度や来訪意欲向上に高い効果がみられたという。 第2弾「日光編」では、世界遺産に登録されている日光東照宮等を訪れる。日本有数の観光地である日光エリアは、歴史、文化、自然等の学習素材も多いことから修学旅行生にも人気がある。そんな日光の魅力を360度VR映像で体験できるプログラムとして開発された。 映像体験の中には、歴史や自然等に関する学習要素を豊富に取り入れ、子供たちが楽しみながら学べるように工夫されている。旅行前にこうした学習に取り組むことで、旅行先でのものの見方に変化が生まれ、修学旅行を通した学びがさらに深まることが期待される。 映像と映像の間に日光の歴史、文化、自然をSDGs(持続可能な開発目標)の視点から考えられるワークを導入。子供たちが持続可能な社会の大切さや、その創り手としての資質・能力を身に付けられるような工夫が施されている。 所要時間は45分授業の連続2コマ、標準90分。学校の体育館や教室等で体験できる。販売価格は小・中学生1名あたり2,970円(税込)。最少催行人員は70名。予約は7月1日より、プログラムの提供は9月1日より開始する。相談や見積もりの依頼等は、Webサイトの問合せフォームから受け付けている。