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東京書籍、学習指導と評価のあり方を検討するための実証研究開始

 東京書籍はGoogle for Educationの協力のもと、1人1台端末が整備された学校におけるICTを効果的に利活用した学習指導と評価のあり方を検討するための実証研究を開始する。2021年6月中旬より「Google フォームを用いた学習評価に関する実証研究」が行われる。

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 東京書籍はGoogle for Educationの協力のもと、1人1台端末が整備された学校におけるICTを効果的に利活用した学習指導と評価のあり方を検討するための実証研究を開始する。2021年6月中旬より「Googleフォームを用いた学習評価に関する実証研究」が行われる。

 実証研究は、具体的なテーマと実証校を選定して実施予定。Google for Education(ChromebookとGoogle Workspace for Educationから構成されている教育機関向けソリューション)が導入された学校を対象に、Google Workspace for Educationと東京書籍が提供するコンテンツとの組合せで検証していく。

 まずは6月中旬より、「Googleフォームを用いた学習評価に関する実証研究」をスタート。Google Workspace for Educationに含まれるツールの1つであるGoogle フォームを利用した簡易型CBT(Computer Based Testing)の運用方法および有用性の検証がテーマとなる。

 期間は6月中旬から10月まで。対象校種・教科・学年は、小学校算数(6年)、小学校理科(5年)、中学校国語(1~3年)、中学校数学(1年)、中学校英語(1年)で、今後増える予定だという。

 東京書籍は全国の児童・生徒の学びをサポートするため、実際の授業に基づく教育現場からのフォードバックを受けて、Google Workspace for Educationとあわせて活用されることを想定した東京書籍の商品・サービスの使いやすさの向上を図るとしている。また、実証研究の知見を踏まえ、ICTを効果的に利活用した学習指導と評価のあり方を学校現場に提案していく。
《外岡紘代》

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