コクヨは2021年5月24日、業界初の自動接地アジャスターを搭載した講義机「YURENU(ユレーヌ)」を発売する。従来必要だったガタつきを抑えるためのねじ式アジャスターの調節の手間を省き、机のレイアウト変更がスムーズにできるようになる。 コロナ禍の中、感染対策を講じつつ対面授業を再開する大学では、固定机や椅子を撤去して講義室の机を間引きし通常より間隔を離して配置する等の対応を取るケースが多くなっている。今回発売する「ユレーヌ」は、机を配置する作業を効率的にするとともに、使わない時の収納効率にもこだわった商品。 通常、机を配置する際は、床の微妙な凹凸に合わせて脚部に付いているねじ式アジャスターを手回ししてガタつかないように調整するが、「ユレーヌ」は新機構の自動接地アジャスター搭載により置くだけで床に馴染む仕様。脚部が常に床の凹凸にフィットした状態を保つため、調整する手間を省き、配置作業をより簡素化する。使わない時は3台まで重ねて収納できるため、省スペースで収納可能。入試・試験やアクティブ・ラーニングの際のレイアウト変更が円滑に行えるようになる。 カラーは天板がホワイト・木目の2色。脚・幕板がホワイトグレー・ブラックの2色。それぞれを組み合わせた4パターンを展開する。調整幅はプラスマイナス5ミリ。価格は4万1,300円(税別)。Webサイトでは商品の特長をわかりやすく紹介した動画も掲載している。◆自動接地アジャスター搭載 講義机「YURENU(ユレーヌ)」発売予定:2021年5月24日(月)希望小売価格:41,300円(税別)サイズ:W650×D450×H720mm仕様:自動接地アジャスター付き、調整幅プラスマイナス5ミリカラー:<天板>ホワイト・木目2色、<脚・幕板>ホワイトグレー・ブラック2色※組み合わせ4パターンを展開