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高校向けオンライン学習教材「Python・AIコース」情報I対応

 ライフイズテックは、2022年から実施される学習指導要領の改訂に伴い、高校「情報」の授業向けにオンライン学習教材「ライフイズテック レッスン Python・AIコース」を2021年4月より提供を開始した。情報Iに対応した教員向け研修も行う。

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ライフイズテック レッスン Python・AIコース
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 ライフイズテックは、2022年から実施される学習指導要領の改訂に伴い、高校「情報」の授業向けにオンライン学習教材「ライフイズテック レッスン Python・AIコース」を2021年4月より提供を開始した。情報Iに対応した教員向け研修も行う。

 2022年4月より実施される高校の新学習指導要領では、プログラミングやデータ活用などを学ぶ共通必履修科目「情報I」が新設される。また、2025年の大学入学共通テストからは「情報」が教科として取り入れられる。一方で、教える教員の不足、専門性の向上、地域格差など課題が多いという。

 ライフイズテックは、高校「情報」の授業向けにオンライン学習教材「ライフイズテック レッスン Python・AIコース」を提供する。利用料金は1アカウントあたり2,500円(税別)。生徒1人あたり1カウント利用でき、導入時点から卒業まで利用できる。

 高校のプログラミング必修化で新設される「情報」の授業に取り入れることで、「情報I」の単元をカバーし、AIを使った課題解決の学習まで段階的に学習を進めることができる。さらに、2022年春に向けてデータサイエンス(データ活用)分野のカリキュラムを拡充し、「情報I」の全単元を網羅して学べる教材を目指す。

 教材は、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の画像・ビデオ分析サービス「Amazon Rekognition」を採用。生徒は、身近なサービスで用いられる高度なAI技術を使い、身近な課題をデジタル技術によって解決していく面白さを体感することができる。

 先生向けには、授業の指導案、補助教材、小テスト、評価指標、生徒の進捗管理画面などの授業支援ツールを提供。ひとりひとりの理解度・特性に対して最適化された学びを個別に提供することができる。情報技術への知識やプログラミング経験の少ない先生でも授業にスムーズに取り入れられる。授業準備の手間がかからず、導入環境や設定もシンプルなブラウザベースとなっている。また、「情報I」に対応した教員向け研修「ライフイズテックレッスンfor Teachers」を自治体や教員を対象に幅広く提供する。
《工藤めぐみ》

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