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小中学校にデジタル教科書本格導入、保護者の約半数が賛成

 日本トレンドリサーチが実施した「教科書」に関するアンケートによると、小中学校でのデジタル教科書の本格導入について、「賛成」と回答した人は38.3%であることが明らかになった。中学生以下の子どもをもつ保護者に限ると、「賛成」が46.6%と約半数を占めている。

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「デジタル教科書」の本格導入に関する考え
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  • 「デジタル教科書」を本格導入する場合、もっとも適切だと思うもの
  • 「デジタル教科書」の本格導入に関する考え(中学生以下の子どもがいる人)
 日本トレンドリサーチが実施した「教科書」に関するアンケートによると、小中学校でのデジタル教科書の本格導入について、「賛成」と回答した人は38.3%であることが明らかになった。中学生以下の子どもをもつ保護者に限ると、「賛成」が46.6%と約半数を占めている。

 文部科学省は、「デジタル教科書」の本格導入に関する中間まとめの骨子案を有識者会議に提示した。小学校教科書が次に改訂される2024年度をデジタル教科書本格導入に向けた最初の契機と捉えるべきだとし、骨子案の中では「すべてデジタルに変更」「すべて、または一部の教科で紙とデジタルを併用」「一部の学年・教科にデジタルを導入」「地域や学校ごとに紙かデジタルか選択」「全教科デジタルとし、必要に応じて紙を貸与」の5案が盛り込まれている。

 「教科書」に関するアンケートは、全国の男女を対象に実施。男女各600人、計1,200人の回答を集計している。調査期間は2021年1月31日~2月1日。

 小中学校でのデジタル教科書本格導入について、「賛成」38.3%、「反対」17.7%、「どちらとも言えない」44.0%であった。「賛成」と回答した人に、デジタル教科書を本格導入する場合もっとも適切だと思う方法を聞いたところ、「すべて、または一部の教科で紙とデジタルを併用」42.2%が最多。「すべてデジタルに変更」27.8%、「全教科デジタルとし必要に応じて紙を貸与」16.1%、「一部の学年・教科にデジタルを導入」10.2%、「地域や学校ごとに紙がデジタルか選択」3.3%が続いた。

 現在「中学生以下の子どもがいる」保護者193人に限ると、「賛成」46.6%、「反対」22.3%、「どちらとも言えない」31.3%となり、「賛成」が約半数を占めた。

 「賛成」の理由には、「パソコンやタブレットでの学習なら効率も良い(40代・女性)」「持ち歩く荷物が軽くなる(40代・女性)」「文字情報・図画情報などはデジタルリソースとの相性が良い(60代・男性)」など。

 「反対」には、「目の健康への影響を懸念する(50代・男性)」「自分で大事な部分に線を引いたり、書き込んだりして覚えたほうが身に付くと思う(30代・女性)」「全員にネット環境があるとは限らない(50代・女性)」などの理由があがっている。
《外岡紘代》

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