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激動の教育現場、何のために学ぶのか…iTeachers TV

 iTeachers TVは2020年12月23日、東京成徳大学中学・高等学校の和田一将先生による教育ICT実践プレゼンテーション「私たちは今、何のために学ぶのか」を公開した。コロナ禍を受け、何のために学ぶのかを問いかけ、オンラインの取組みも交えながら、学校の在り方を考える。

事例 ICT活用
iTeachers TV「私たちは今、何のために学ぶのか」
  • iTeachers TV「私たちは今、何のために学ぶのか」
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 iTeachers TVは2020年12月23日、東京成徳大学中学・高等学校の和田一将先生による教育ICT実践プレゼンテーション「私たちは今、何のために学ぶのか」を公開した。コロナ禍を受け、何のために学ぶのかを問いかけ、オンラインの取組みも交えながら、学校の在り方を考える。

 iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。

 今回のゲストは、3年連続3回目の出演となる東京成徳大学中学・高等学校の和田一将先生。「私たちは今、何のために学ぶのか」と題して、12月16日に前編(Vol.256)、12月23日に後編(Vol.257)を公開した。和田先生は、2012年に同校へ英語科専任教諭として着任。現在は国際交流部課長、ICT教育推進委員としてニュージーランド学期留学のサポートやiPadの授業活用の研究をしている。Apple Distinguished Educator Class of 2017にも認定された。

 前編では、新型コロナウイルス感染拡大によって社会が急激に変化する不確定な時代の中で、教師や学校、子どもたちは一体何のために学ぶのか、考え直す必要があるとし、学ぶ理由を問いかける。ニュージーランド留学を経験した高校生たちが、SNSを使ってコロナで落ち込んだ社会や周りの人を励ましたいと英語で作った映像も紹介する。

 後編では、2018年度から「Apple Distinguished School」に認定されている東京成徳大学中学・高等学校が、ステイホーム期間中にオンラインを活用して実施した取組みや授業実践を紹介。iPad活用による学齢ごとの段階的な効果も解説しながら、学校のあるべき姿を語る。

 番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では同志社中学校の反田任先生による「管理対象AppleIDのメリット」、後編では情報通信総合研究所の平井聡一郎先生による「短縮URLで学びの効率化!」を紹介する。

 番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに257回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。

◆iTeachers TV【Vol.256】東京成徳大学中学・高等学校の和田一将先生
「私たちは今、何のために学ぶのか」前編


◆iTeachers TV【Vol.257】東京成徳大学中学・高等学校の和田一将先生
「私たちは今、何のために学ぶのか」後編
《奥山直美》

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