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SSHとSGHに「認定制度」創設へ、文科省

 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とスーパーグローバルハイスクール(SGH)について、文部科学省は2020年8月19日、認定制度を創設する方針を明らかにした。SSHやSGHのこれまでの成果をもとに事業のさらなる発展を目指していく。

教育行政 文部科学省
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)認定制度の導入(イメージ)
  • スーパーサイエンスハイスクール(SSH)認定制度の導入(イメージ)
  • スーパーグローバルハイスクール課程認定制度(仮称)の創設
  • スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校一覧
  • スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校一覧
  • スーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校一覧
 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とスーパーグローバルハイスクール(SGH)について、文部科学省は2020年8月19日、認定制度を創設する方針を明らかにした。SSHやSGHのこれまでの成果をもとに事業のさらなる発展を目指していく。

 8月19日に開催した中央教育審議会の第10回「新しい時代の高等学校教育の在り方ワーキンググループ」において示された。

 先進的な理数系教育を通じた国際的に活躍しうる科学技術人材の育成を目的としたSSH支援事業については、2002年の事業開始から約20年が経過。SSH指定校としての長年の活動成果をもとに指定期間終了後、独自にSSH指定校の取組み継続を検討している学校が出始めていることから、従来の予算支援の取組みとは別に、新たな「スーパーサイエンスハイスクール認定制度(仮称)」を創設する。

 新たな認定制度では、SSH事業2期以上を終了した学校(経過措置校、元指定校を含む)のうち、「課題研究」や「理数探究」を中心としたコアとなるカリキュラムや教育活動の確立、校内体制など、特定の条件を満たす学校を認定。指定校の成果をもとに地域の理数教育拠点として多様な取組みを展開する。

 認定期間は5年間を想定。今後は、従来の予算支援がある事業枠と、新たに創設する認定枠が連携して、SSH事業全体を活性化するとともに、科学技術人材育成システム改革を強力に推進していく。

 一方、国際的に活躍できるグローバル・リーダーを高等学校段階から育成するSGH事業は、2014年度に事業を開始。SGH事業を通して全国の高校に形成されたグローバル人材育成プログラムの内容と運営の経験知、国内外のネットワークなど、有形無形のリソースを継承し、魅力的な教育課程の充実や国際的なつながりの拡大など、さらなる質的・量的な発展を実現するため、新たに「スーパーグローバルハイスクール課程認定制度(仮称)」を創設する。

 認定制度の対象校は、国公私立の高校および中高一貫教育校(中等教育学校、併設型および連携型中・高)。国際化を進める国内の大学や企業、国際機関などと連携して、グローバルな社会課題を発見・解決し、さまざまな国際舞台で活躍できる人材育成に取り組む高校などの課程を文部科学省が認定。グローバル・リーダー育成に資する教育を奨励する。

 認定期間については、一定の期間を想定。今後、文部科学省において制度設計を検討し、関係規程を整備・公表。2020年末~2021年1月ごろをめどに2021年度認定の申請を受け付けることを想定している。
《奥山直美》

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