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地理教員向け学習サービス「Mapup」新学習指導要領対応

 Eukaryaは2020年8月8日、地理教育に特化した教員専用のオンライン学習サービス「Mapup」を開始した。小学校・中学校・高等学校教員は月額1,000円、その他は月額5,000円で利用できる。

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地理教員向けオンライン学習サービス「Mapup」
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 Eukarya(旧:ダーウィンエデュケーション)は2020年8月8日、地理教育に特化した教員専用のオンライン学習サービス「Mapup(マップアップ)」を開始した。小学校・中学校・高等学校教員は月額1,000円、その他は月額5,000円で利用できる。

 2022年より実施される高校の新学習指導要領では、地理歴史科に「地理総合」と「地理探求」が新設され、地理が新たに必修科目となる。必修化に向けて、教育現場の地理・歴史教員を支援するため、同社は地理教育に特化したオンライン学習サービス「Mapup」を開発した。

 オンライン学習サービス「Mapup」では、代々木ゼミナールの地理講師・宮路秀作先生による地理教員向けオリジナル学習動画「アカデミアチャンネル」や、教員が実際に授業で使える世界各国の地誌を解説した「ワールドチャンネル」、各地形をドローンで撮影したコンテンツ集「ドローンチャンネル」などを提供する。オリジナル学習動画は、1本5分程度、合計80本超の動画が随時更新される。

 Mapupは「学習動画を見て、ユーザーが一方的に学ぶ」のではなく、「オンライン相互学習」をコンセプトに、学んだことを教室で実践し、実践で得た知見を還元できる仕組みを準備している。今後は、学習に応じた「バッジ」「コース修了証」の付与や、先生たちのコミュニティ作りをサポートする「ディスカッションフォーラム」、宮路先生や地理学の専門家、全国の地理教員が協力して作る「地理学の専門用語Wiki」を追加予定。

 価格は、小学校・中学校・高等学校教員(教員志望者含む)向け教員限定プランが月額1,000円、その他向け地理教育応援プランは月額5,000円。5日間の無料トライアルもある。

 同社は、地理教員による「オンライン相互学習」を実現するため、さまざまな仕掛けを用意することで、Mapupがこれからの地理教育を支える「新しいインフラ」となることを目指す。

《工藤めぐみ》

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