未来の学びコンソーシアムは2020年7月31日、文部科学省が提供しているプログラミングツール「プログラミン」について、Adobe Flash Playerの提供およびサポートの終了に伴い、12月31日をもって閉鎖されることになったとポータルサイトで発表した。 「プログラミン」は、文部科学省が開発し、2010年から公開しているプログラミングツール。1匹ごとに役割をもった不思議な生物「プログラミン」を通じて、プログラムという表現手段を知り、子どもたちが作る楽しさを体験でき、これまで数多くの実施事例がある。 技術的特徴のひとつにAdobe FlashPlayer上で動作することがあるが、Adobe FlashPlayerが12月31日をもって提供およびサポートを終了することから、「プログラミン」も同日をもって終了することになった。Adobe FlashPlayer以外の新しい動作環境で継続して提供する予定はなく、「プログラミン」のサイトは12月31日をもって閉鎖となり、利用できなくなる。 未来の学びコンソーシアムは、プログラミング教育の充実・普及促進のため、文部科学省・総務省・経済産業省が連携し、教育・IT関連の企業・ベンチャーなどと共に2017年に設立。運営するポータルサイト「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」では、小学校向けのプログラミング説明、教師向けの事例実施や教材情報などを掲載している。