iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。
今回はiTeachers TV 2020 新年度スペシャルとして、これまでにゲスト出演した先生・講師を招いて「新年度特別企画 3ミニッツ祭り」を開催。「1人1台でできること」をテーマに、3人の先生が登場する。
千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一先生の講座タイトルは、「工業高校におけるBYOD端末の活用」。工業高校の授業「実習」ではレポートを作成する。動画では、生徒のスマートフォン、Googleドキュメント、Google Driveを活用する方法について紹介。「教員がひな形を準備」「班員同士で共有設定」「クラウド上での協同制作」という3つのポイントに沿って説明していく。
東京成徳大学中学・高等学校の廣重求先生の講座タイトルは、「授業で使える『共有』アプリケーション」。紹介するアプリ「Padlet(無料版)」には、簡単に共有・共同編集ができる、どんなファイル(テキスト・画像など)でも楽に貼り付けられる、自由にデザインできるという特徴がある。これらの特徴をもとに、東京成徳大学中学・高等学校における活用例を紹介する。
玉川大学工学部の小酒井正和先生の講座タイトルは、「書を捨てよ、山へ出よう」。せっかくの1人1台、教室だけじゃもったいないと題して、「AR山ナビ」と「スーパー地形」という2つのアプリを紹介する。たとえば「スーパー地形」は、地図を使った勉強などに活用でき、検索もできるので事前学習にも利用できるという。動画では、各アプリの機能とともに、タブレットこそ屋外で生きてくると伝えている。
番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV ~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに224回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。
◆iTeachers TV 2020 新年度スペシャル「新年度特別企画 3ミニッツ祭り(第2回)」