
大学図書館デジタル化へ、ロードマップ公開…文科省
文部科学省は2024年7月1日、2030年を目標とした「デジタル・ライブラリー」の実現に向けて、大学図書館のロードマップを公開した。学術論文などを誰からでも無償でアクセス可能にする「即時オープンアクセス(OA)」は2025年末の義務化を目指す。

図書館と書店等の連携…文科省が実践事例集を公開
文部科学省は2024年6月、「図書館・書店等連携実践事例集」を公開した。子供や住民の読書環境づくりのため、図書館が地域の書店、出版社などと連携して展開する51事例を取り上げ、写真やデータ入りで紹介している。

埼玉大「学校図書館司書教諭講習」6/3-20申込受付
埼玉大学は2024年8月7日~30日の期間、学校図書館司書教諭を養成する講座「2024年度(令和6年度)学校図書館司書教諭講習」をオンライン開催する。申込期間は6月3日~20日。受講料無料。

読み放題型電子図書館「Yomokka!」無償導入の学校募集
ポプラ社のプラットフォーム「MottoSokka!」を通じて提供される小中学校向けの読み放題型電子図書館「Yomokka!(よもっか)」と、オンライン事典サービス「Sagasokka!(さがそっか)」が、経済産業省による「働き方改革支援補助金2024」の対象サービスに採択された。制度を利用してサービスの無償導入を希望する自治体・学校を募集している。応募締切5月17日。

白百合女子大、神田女学園・茗溪学園と高大連携
白百合女子大学は2024年4月23日、神田女学園中学校高等学校、茗溪学園中学校高等学校と高大連携に関する協定を締結したことを公表した。また、佼成学園女子中学高等学校とは図書館利用協定を締結したという。

1校あたりの平均図書費、小学校46万円・中学校61万円
全国学校図書館協議会(全国SLA)は2024年4月4日、2023年度学校図書館整備施策の実施状況について最終集計を取りまとめ公表した。2023年度予算における1校あたりの平均図書費は、小学校46万389円、中学校60万7,313円だった。

年間人気図書、カーボンニュートラル1位…中学生は2年連続
日本出版販売は2024年4月8日、2023年度年間図書ランキングを発表した。セット部門1位は「知りたい!カーボンニュートラル 脱炭素社会のためにできること」がランクイン。地球温暖化の脅威が身近に感じられる中、子供たちに人気のジャンルを押さえて1位に選ばれた。

大阪市博物館機構と大阪市教委が連携協定…学習支援やキャリア教育
大阪市博物館機構と大阪市教育委員会は2024年3月21日、児童・生徒や教職員などが大阪の文化・芸術・歴史・自然科学に触れ、理解を深めるとともに、大阪市の教育の充実・発展に寄与することを目的として、包括連携協定を締結した。

大学の図書館資料、電子媒体21億円増…ジャーナル増加
2022年度(令和4年度)の大学図書館資料費は718億円と、前年度(2021年度)より13億円増加したことが、文部科学省が2024年3月19日に発表した調査結果より明らかになった。特に、電子媒体は前年度より21億円増え、紙媒体を大きく上回っている。

学校施設の新築&改修事例「ZEB化の手引き」文科省
文部科学省は2024年3月14日、学校施設の新築・改修において、ZEB化を達成した事例を取りまとめた「学校施設のZEB化の手引き」を公表した。栃木県那須塩原市立槻沢小学校など5施設の取組内容や、断熱改修の具体事例などを掲載している。

追手門学院と茨木市教委、電子書籍化と情報共有で連携協定
追手門学院と茨木市教育委員会は2024年2月19日、双方がもつ独自電子資料を互いの電子図書館で公開することを目的に「独自資料の電子書籍化と情報共有のための協定」を締結することを明らかにした。締結式は2月22日、茨木市役所で開催するという。

北海道・安平町立早来学園の「地域拠点」づくりとは【チームラボ株式会社】
「未来の教室」では、民間教育サービス と連携し、学校内の改革を推進してきまし た。2022年には、産業構造審議会の教 育イノベーション小委員会にて、これまで の取組を踏まえた「中間とりまとめ」*を 取りまとめています。

都立高校の図書館専門員、島しょ含め19人募集…東京都
東京都教育委員会は2023年12月15日、2024年度都立学校図書館専門員(会計年度任用職員)の募集について発表した。島しょ地域を除く都内都立高校で15人程度、都立大島高校と都立八丈高校で4人の図書館専門員を募集する。応募は郵送で2024年1月17日必着分まで受け付ける。

読書バリアフリーに向けた研修1/27…体験セット無料貸出も
文字・活字文化推進機構は2024年1月27日、「読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修~ICTを活用した読書サポート~」を開催する。会場は専修大学 神田キャンパス、先着30名を募集。参加費は無料。また、公共図書館や学校図書館を対象に「読書バリアフリー体験セット」の無料貸出も実施している。

文化講演「チャットGPTと学校教育・図書館の未来」1/24
文字・活字文化推進機構は2024年1月24日、文化講演「生成AI『チャットGPT』と学校の教育・図書館の未来を考える」を城西国際大学にて開催する。参加費無料。定員先着140名。後日YouTubeチャンネルでのアーカイブ動画配信を予定しており、申込不要・無料で視聴できる。

都教委、都立学校図書館専門員1名募集…申込11/24必着
東京都教育委員会は2023年11月17日、2023年度(令和5年度)都立学校図書館専門員1名の募集を発表した。都立世田谷泉高校の図書館で、2024年1月1日~同年3月31日まで勤務する(再度任用あり)。応募は郵送で11月24日必着分まで受け付ける。