大阪市博物館機構と大阪市教育委員会は2024年3月21日、児童・生徒や教職員などが大阪の文化・芸術・歴史・自然科学に触れ、理解を深めるとともに、大阪市の教育の充実・発展に寄与することを目的として、包括連携協定を締結した。
大阪市博物館機構が設置・運営する大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪市立科学館、大阪歴史博物館、大阪中之島美術館では、これまでも学校向け事業を展開してきた。
今回の連携協定締結は、両者が有する豊富な人材・資料・情報・知見などを生かし、相互に連携協力することにより、児童・生徒や教職員らが大阪の文化・芸術・歴史・自然科学に触れ、理解を深めるとともに、大阪市の教育の充実・発展に寄与することが目的。
協定では、児童・生徒などの学習支援や教職員の資質向上のための研修、学校の博物館利用、職場体験活動などキャリア教育、学校と博物館の連携に係る研究、図書館や大阪市生涯学習センターなどとの共同広報や連携事業、その他、両者が必要と認めることについて、連携・協力するとしている。