教育業界ニュース
先週(2023年4月17日~21日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。文部科学省が学部再編を支援、上智短大と神戸海星女子学院大学の募集停止等のニュースがあった。また、4月25日以降に開催されるイベントを6件紹介する。
クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第128回のテーマは「先生がひいきをする」。
教職員支援機構(NITS)は2023年3月30日、基礎的研修シリーズ「教職スタート講座 小学校編」をWebサイトで公開した。教職未経験者に向けたオンデマンド教材。教師としての基礎スキルや学級づくり、保護者対応等、7つのテーマで30タイトルの動画を収録している。
新潟県教育委員会は2023年4月21日、2024年度(令和6年度)新潟県公立学校教員採用選考検査の実施要項等をWebサイトに公開した。申請受付期間は、4月21日から5月29日。教員採用セミナーは、対面とオンラインで開催する(事前申込制)。
山形県教育委員会は2023年4月21日、2024年度(令和6年度)採用山形県公立学校教員選考試験の実施要項をWebサイトに掲載した。原則、紙媒体での配布なし。4月22日・28日・29日、5月2日開催のオンライン説明会では、試験概要や変更点、出願留意点等を説明する。事前申込制。
イー・ラーニング研究所は2023年4月20日、日本金融教育推進協会とともに高校生向けの金融教育教材として、「投資のキホンを楽しく学ぶ 教育用!資産形成ゲーム」を開発したことを公表した。
JMCは2023年4月3日、 学校の先生の業務負担軽減ツール「RESOLTE」をリリースした。4月18日~7月31日の期間、Google Workspace for Education 利用中の学校、教育委員会等を対象に、先着100校限定で「RESOLTE 面談調整」の無料試用を実施。5月31日締切。
文部科学省は2023年4月19日、新時代に対応した高等学校改革推進事業の3本柱の1つ「創造的教育方法実践プログラム」の2023年度(令和5年度)の指定校を公表した。3件の申請のうち、伊万里実業高校(佐賀県)と五ヶ瀬中等教育学校(宮崎県)の2校が採択された。
文部科学省は2023年4月19日、公立学校施設の空調(冷房)設備の今後について公表した。地域の避難所としての役割も担う体育館については、空調設置とあわせ断熱性も確保するよう要請。共に国庫補助の対象となるため、自治体での検討を進めるよう促した。
次世代の人材育成を担う教育活動のサポートを目的に設立された三菱みらい育成財団。その助成に採択された全国屈指の公立進学校、埼玉県立浦和高校「総合的な探究の時間」の取り組みを、担当の塩原壮先生と森川大地先生、OBの方々に聞いた。
アクシビジョンは2023年5月より、校内予備校「AXIV for school」を、大阪夕陽丘学園高等学校で開始する。これにより、教師の残業になりがちな進路指導・受験戦略・学習方法を、生徒ひとりひとりに提供できる。なお、高校への導入は今回が初となる。
桐朋女子中学校・高等学校は2023年4月3日、日本女子大学と高大連携協定を締結したことを公表した。協定により、「日本女子大学科目等履修生制度」への参加が可能となる他、推薦制度の導入も決定した。
エンペイは2023年4月18日、口座振替の課題や不便の解消をプラスした新サービス「koufuri+(コウフリプラス)」の提供を開始した。従来の口座振替の便利さはそのままに、 業務課題や不便の解消をプラスした新しい集金業務支援となっている。
マイナビが運営する高校生向けオンライン学習サイト「locus」とテレビ東京が運営する経済動画配信サービス「テレ東BIZ」は、高校生向けオンライン探究学習教材「経済ニュースの事例で学ぶ 探究学習入門」を共同開発した。2023年4月24日より、教育機関を対象に提供する。
クラーク記念国際高等学校と河合塾は、2022年度「進路探究」をテーマにした共同授業「ミライの選択」を6拠点でパイロット実施した。その結果、進路選択にポジティブな気付きや変化が得られたことを受け、2023年度は全国28拠点に拡大し、本格導入する。
千葉県八千代市の学習塾・日米文化学院は、大幅リニューアルした学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」の無料プランを、小学部・中学部・高校部の全クラスに2023年4月より導入することを決定した。