
デジタル教科書、整備率35.9%…文科省2021年度調査
文部科学省は2022年8月31日、学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果として3月1日時点の速報値を発表した。学習者用デジタル教科書整備率は35.9%と、前年度と比べて29.7ポイント上昇した。

GIGAスクール運営支援センターに102億円…文科省概算要求
文部科学省は、2023年度概算要求を発表した。文部科学関係予算は、前年度当初比11.6%増の5兆8,949億円。このうち、GIGAスクール運営支援センターの機能強化に102億円を計上した。

発達障害や校則見直し…生徒指導提要12年ぶり改訂へ
文部科学省は2022年8月26日、小中学校や高校教職員向けの生徒指導提要の改訂案を取りまとめた。12年ぶりとなる改訂版では、発達障害や性的マイノリティーの児童生徒に対する学校の対応、校則の運用・見直し等についても盛り込んでいる。

デジタル教科書、2024年度より「英語」で先行導入…文科省
デジタル教科書について、文部科学省は2022年8月26日、2024年度に小学校5年生から中学3年生の「英語」で先行導入する方針を決めた。その後、その次に現場ニーズの高い「算数・数学」の導入を検討する。当面の間は、デジタルと紙を併用する。

永岡新文科相に期待することは? 読者アンケート
教育現場に関わるリシード読者の方々は、永岡新大臣にどのような政策、課題解決を期待しているだろうか。ぜひ下記のアンケートから意見を寄せていただきたい。

高校必修科目・探究、教員の半数「調べる時間や人脈ない」
2022年度から高校で必修となった「総合的な探究の時間」の指導で、半数の教員が「生徒からの質問に答えるために情報を調べる時間や、大学の研究室等への人脈がない」と回答していることがトモノカイが2022年8月22日に公表した調査結果から明らかとなった。

家庭内感染では学級閉鎖せず…コロナ対応見直し
文部科学省は2022年8月19日、夏休み明けの学校授業の再開を前に、新型コロナウイルス感染が確認された場合のガイドラインを改定し、各都道府県の教育委員会等へ事務連絡を発出した。

GIGAスクール対応オンライン研修会…第1回8/29
全国ICT教育首長協議会は2022年8月29日、自治体・教育委員会等を対象に「GIGAスクール対応オンライン研修会」を開催する。文部科学省、総務省、経済産業省、デジタル庁等の施策、各自治体の取組み等を紹介する。申込締切は8月22日。先着300名。

堺市立学校の校長募集…教員免許は不問
堺市教育委員会は、市立学校の任期付「校長」を広く募集する。受付期間は2022年9月16日午後5時まで。教員免許の有無は問わない。また、民間企業等に在籍したままの勤務も可能。

永岡文科相「5~11歳の接種判断は保護者と本人」…学校通じた周知継続
永岡文科相は2022年8月15日の会見で、厚労省の専門家会議が5~11歳のワクチン接種について「努力義務」を適用すると決定したことについて、「打つか打たないかを決めるのは親御さんであり、子供本人である」とし、引き続き、学校を通じた情報提供に取り組む意向を示した。

平井聡一郎先生と語る、先進自治体が切り拓く教育の未来<1>下仁田町教育委員会 佐藤敦保氏(後編)教員の働き方改革と「アンラーン」の重要性
本企画では、教育ICTの環境構築と普及の先導者として全国をまわる平井聡一郎先生と、教育委員会で奮闘する担当者の方との対談から、自治体の教育ICTの取組みを探る。第1回目の対談は、群馬県下仁田町教育委員会 佐藤敦保氏を迎え、オンラインで開催された。

教員の意識調査、中学教員の41.0%が「部活動・クラブ活動の指導」に苦労
ジブラルタ生命保険は2022年8月8日、「教員の意識に関する調査2022」の結果を発表した。中学校の教員では「部活動・クラブ活動の指導」が41.0%で1位となり、全体(21.4%)よりも約20ポイント高くなった。

平井聡一郎先生と語る、先進自治体が切り拓く教育の未来<1>下仁田町教育委員会 佐藤敦保氏(前編)ICT先進自治体の意識改革
本企画では、教育ICTの環境構築と普及の先導者として全国をまわる平井聡一郎先生と、教育委員会で奮闘する担当者の方との対談から、自治体の教育ICTの取組みを探る。第1回目の対談は、群馬県下仁田町教育委員会 佐藤敦保氏を迎え、オンラインで開催された。

永岡文科相「まずは課題を把握」…就任会見で抱負
内閣改造で新たに文部科学大臣に就任した永岡桂子氏は2022年8月10日、就任記者会見に臨み、「文部科学省が担当する教育、科学技術・学術、スポーツ、文化・芸術、それぞれの分野の課題に向き合って、文部科学行政を進めていく」と抱負を述べた。

【全国学力テスト2022】ICT活用頻度や調査結果と正答率の関係など…質問紙調査結果(まとめ)
文部科学省は、2022年度(令和4年度)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果(速報)を公表した。この記事では、学習環境等に関する質問紙調査の結果の中から、注目すべき内容をまとめて紹介する。

AI型教材「Qubena」全国学力テストに対応…文科省と連携
COMPASSは2022年8月10日、同社が開発提供するAI型教材「Qubena」が文部科学省が提供するCBTシステムと連携し、全国学力・学習状況調査に対応した学習eポータルとして2022年9月よりサービス提供を開始することを発表した。