
幼稚園の約4割「再開後に分散登園」首都圏で高い割合
新型コロナウイルス感染拡大により休園していた幼稚園や認定こども園の約4割が幼稚園再開後に分散登園を実施していることが、文部科学省が2020年9月7日に開催した検討会で明らかになった。

小中高校生1,166人が新型コロナ感染…文科省調査6-8月
学校における新型コロナウイルス感染症の報告数は、学校が本格的に再開し始めた2020年6月1日から8月31日までの間、児童生徒1,166人と教職員194人、幼稚園関係者83人にのぼることが、文部科学省の調査結果より明らかになった。感染経路は「家庭内感染」が56%を占めている。

フェイスシールドの留意点など「学校の新しい生活様式」改訂
文部科学省は2020年9月3日、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル「学校の新しい生活様式」を改訂した。学校関係者の感染データ、フェイスシールド活用の留意点、部活動の対応などについて、内容を追加している。

文科省、主権者教育推進オンラインシンポジウム10/4代々木
文部科学省は2020年10月4日、総務省と共催で、「主権者教育推進オンラインシンポジウム」を開催する。自治体などによる取組発表やパネルディスカッションを実施する。定員は会場参加30名、オンライン参加200名程度。参加申込はWebサイトにて受け付けている。

高崎商科大、民間共同開発「育成型 ブレスト入試」導入
高崎商科大学はカヤックと共同で、社会が求める能力と大学教育、高校教育を結びつける育成型新入試「総合型選抜 探究・ブレインストーミング型」(ブレスト入試)を開発。2020年10月17日の商学部経営学科の入試に初めて導入する。

【大学受験2021】東京理科大など3校、学科・研究科設置
文部科学省は2020年8月31日、2021年度(令和3年度)開設予定の大学の学部等の設置届出(6月分)を公表した。東京理科大学、兵庫県立大学大学院、武蔵野大学大学院の3校の届出を受理している。

諸外国の学生納付金や学級編成…文科省教育統計
文部科学省は2020年8月28日、2020年版「諸外国の教育統計」を公開した。日本とアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、中国、韓国の7か国について統計データをまとめており、大学の学生納付金、初等中等教育段階の学級編成基準などを知ることができる。

文科省「学校における働き方改革」統計調査のオンライン化推進
文部科学省統計改革推進本部は2020年8月31日、文部科学省所管の基幹統計・一般統計に関する見直しを行い、「学校における働き方改革に資する負担軽減の取組について」(中間報告)を取りまとめた。

休日の勉強時間「3時間以上」「しない」過去最多、高3調査
文部科学省は2020年8月28日、2001年(平成13年)出生児(高校3年生相当)を対象とした「21世紀出生児縦断調査」の第18回調査(2019年)の結果を公表した。休日の勉強時間は「3時間以上勉強する」と「しない」がいずれも過去最多となり、二極化の傾向がみられた。

教育用コンピューター1台あたり平均4.9人…文科省調査
文部科学省は2020年8月28日、学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果として、3月1日時点の速報値を発表した。教育用コンピューター1台あたり児童生徒数は平均4.9人。最高は佐賀県の1.8人、最低は埼玉県・愛知県・千葉県の6.6人であった。

大学保有PCR検査機器活用事業、第2次公募9/1-30
文部科学省は、大学改革推進等補助金「大学保有検査機器活用促進事業」の公募(第2次)を開始する。新型コロナウイルス感染拡大に備え、PCR検査に協力する機器保有大学などに対し、教育研究活動の変更に伴う研究費などを補助する。公募期間は9月1日から30日。

小・中学校の在学者数は過去最少…文科省調査
小・中学校の在学者数は過去最少、幼保連携型認定こども園・義務教育学校・特別支援学校の在学者数は過去最多となったことが、文部科学省が2020年8月25日に発表した令和2年度(2020年度)学校基本調査(速報)結果の概要より明らかになった。

【全国学力テスト】2021年度は一部の小中学校でオンライン実施
文部科学省は、2021年(令和3年)5月27日に実施する全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の児童生徒質問紙調査について、一部の小中学校でパソコンやタブレットなどのICT機器を活用したオンラインで実施する。小・中学校各50~80校程度での実施を予定している。

学校再開支援費「十分活用できた」48%、用途は消毒用品が最多
新型コロナウイルス感染症の対策第2次補正予算で予算化された「学校再開支援費」は、48%の学校で「十分活用できた」と回答したことが、日本教職員組合が2020年8月20日に発表した調査結果より明らかになった。

高校の普通科改革、新たな学科設置を検討…文科省
文部科学省は、高校の普通科改革として「普通教育を主とする学科」の弾力化・大綱化を進めようとしている。約7割の高校生が通う「普通科」について、新たな学科として「学際科学的な学びに重点的に取り組む学科」などの設置を目指している。

小学校高学年「外国語」「理科」「算数」に教科担任制…中間まとめ案
文部科学省は2020年8月20日、第12回「新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会」を開き、中教審答申案の作成に向けた中間まとめ骨子案を示した。小学校高学年の教科担任制について2022年度をめどに本格導入すべきとし、対象教科に外国語・理科・算数をあげた。