6~15歳の子供が新型コロナウイルスに感染した場所は、「学校等」が増加傾向にあることが2021年9月16日、厚生労働省の調査結果からわかった。9月に「学校等」で感染した割合は、6~12歳が10.9%(前月比4.3ポイント増)、13~15歳で16.8%(同2.9ポイント増)であった。
文部科学省は2021年9月14日、2022年度(令和4年度)大学入学者選抜における追試験等受験者の定員管理に係る国立大学法人運営費交付金と私立大学等経常費補助金の取扱いについて通知を出した。追試験等の入学者は、入学定員超過率の算定における入学者には含めない。
東京都私立学校審議会は2021年9月13日、東京都知事あてに私立学校の設置等に関する6件の答申を行った。東京国際福祉専門学校が学校廃止する他、昭和第一学園高等学校が工学科収容定員を0名にする等、6件の答申が出され、認可された。
大学入試センターは2021年9月14日、令和4年度(2022年度)大学入学共通テスト新型コロナウイルス感染症対策等について公表した。マスク着用の義務付けや、無症状の濃厚接触者への対応等について触れている。
文部科学省は2021年9月9日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの大学拠点接種について、9月13日週にワクチン接種を開始する大学の状況を発表した。埼玉大学や北九州市立大学等、10大学が開始する。
厚生労働省は2021年9月7日、2020年度(令和2年度)に実施していた「小学校休業等対応助成金」制度を再開する予定との見通しを公表した。2021年8月1日から12月31日までに取得した休暇を対象とする予定。詳細については決まり次第改めてWebサイト等で公表する。
ベネッセ教育総合研究所は2021年9月6日、「教育・入試改革対応に関する調査」2021年度集計結果報告を公開した。大学入学共通テストについて、半数近くが「例年と変わらなかった」と回答したが、「良かった生徒とそうではない生徒の差が大きかった」との回答も2割を占めた。
デジタル庁(準備中)は2021年9月3日、GIGAスクール構想についてのアンケート結果を公表。総回答数は約26万件で、現場の声を踏まえた政策改善の新たな試みとして、主課題と施策の方向性、意見への回答、学校現場での工夫事例等を、関係省庁とともに取りまとめた。
日本私立大学連盟は2021年8月25日、自民党の文部科学部会で意見開陳を行い、大学入学共通テスト実施時期の1か月前倒し、中間所得層に対する学生支援等、高等教育政策と予算・税制関係について要望した。
イーオンは2021年9月2日、全国の小学校教員を対象にした「英語教育に関する意識調査」の結果を公表した。小学校英語で特に教えるのが難しいと感じているのは「スピーキング(やりとり)」と回答している。
新型コロナウイルスワクチン接種が全国各地で行われる中、東京都や沖縄県那覇市等、一部の自治体では受験生への優先接種を行っている。東京都は都内在住または在学中の高校3年生等が対象。多摩総合医療センターワクチン接種会場等、都内4か所で接種できる。
小学館集英社プロダクションは2021年9月1日、厚生労働省の受託事業「STOP the 薬物!」の啓発教材をリニューアルすると発表した。クレヨンしんちゃんの声を担当する声優の小林由美子氏らが参加する動画教材等、より親しみやすい内容で薬物乱用の正しい知識を啓発する。
イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education(THE)」は2021年9月2日(日本時間)、THE世界大学ランキング2022(THE World University Rankings 2022)を発表した。東京大学が過去最高の35位にランクインした。
多くの学校で新学期がスタートする中、政府は新型コロナウイルス感染症による休校が増える事態を想定し、休校ために仕事を休む保護者向け助成金について、個人からの申請にも対応できる仕組みを検討している。2021年8月31日に会見した加藤勝信官房長官が明らかにした。
日本学生支援機構(JASSO)は2021年8月30日、全国の大学、短期大学および高等専門学校を対象にした「大学等における学生支援の取組状況に関する調査(2021年度)」の協力を求めた。調査の手引きや調査票は、8月末に各学校等宛に郵送している。
日本の遠隔授業の実施率は、コロナ感染拡大前の13%から51%に増加しているものの、アジアの他の地域に比べ低い水準であることが、レノボ・ジャパンが2021年8月30日に発表した調査結果より明らかとなった。